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インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

つぎはぎ

通訳スクールの宿題で日→中翻訳にとりくんでいるのだが、日本語の原文がなんだかおかしい。行間から明らかに「翻訳臭」が漂ってくるのだ。 この原文は、とある大手全国紙の関連会社が経営するネットメディアから取られたもので、某氏の署名記事になっている…

試合放棄

恒例になったとあるプロスポーツチームの日本遠征、今回は知り合いの通訳者に仕事をお譲りした。本当は彼女と私で二つのチームを別々に担当することになっていたのだが、片一方のチームが直前になって「通訳者は中国から連れて行くからいらん」と連絡してき…

はとバス半日ツアー

午後は通訳スクールの皆さんに加え、OG・OBの皆さんとも合流して、はとバスの東京半日ツアーに参加。なんと、中国語の案内がつく特別コースだ。はとバスに乗るなんて生まれて初めて。はとバスを“哈多巴士”と表記すると知ったのも初めて。台湾の方むけに“車上…

通訳スクール

今日の「お題」は、台湾で開かれた通訳・翻訳に関する某学会の研究発表。例によって生徒が交代でスピーカー役になるので、事前に自分の担当部分を三読するも……む、難しくてなかなか全体像が把握できない。特に翻訳の客観的・定量的評価方法に関する理論と実…

不知谷歌之

授業終了後の『論語』勉強会、今日は私が発表する番。 インターネット上から『論語』の言葉が使われている例文をいろいろピックアップしてレジュメにした。 中でも面白かったのが、“知之為知之,不知為不知(知っていることは知っている、知らないことは知ら…

通訳スクール

記念式典のスピーチを五本ほど練習。音源がないので、生徒が交代でスピーカーになり、ほかの生徒が訳す。「あみだくじ」で当たった私の担当スピーチは、宋楚瑜が2005年に大陸の黄帝陵を訪問した時のもの。“炎黃子孫不忘本,兩岸兄弟一家親”だって。わはは、…

勉強会

スクール近くの公民館へ移動して、有志による『論語』勉強会。これまでほとんど読んだことがなかったので、原文を読み、解釈を聞き、用例や日本語訳を検討しあうというのはとても楽しい。今日やったものの中にも「有名どころ」がたくさん。例えば“欲速則不達…

通訳スクール

出張中は欠席していたので、三週間ぶりのスクール。 教材は初見で臨んだ、駐中国大使のスピーチ。中国を離任するにあたって、某大学で日本語科の学生を相手に講演したものだそうだ。大きな段落ごとに音声を聞いて、まずは中国語で大づかみにサマライズ。その…

通訳スクール

先週の続きで、座談会や対談の通訳。同じようにキーワードのクイック・レスポンス、キーワードを使った短文(あらかじめ用意しておく)によるメモなし逐次通訳のあと、メインの逐次通訳、その後音声にところどころポーズを入れながら*1の同時通訳。 実際の座…

通訳スクール

今日から新学期。同時通訳科は六名で、以前は私の他に男性が一人いたのだが、仕事が忙しいために一時休学となってしまって、今期は私一人だ。 事前に主な単語だけ提示されていた座談会の逐次通訳。最初に単語のクイックレスポンスをやって、その後その単語を…

求人情報

いつも受け取っている、求人情報のメールサービス。久々に、本当に久々に中国語関係の仕事があったと思ったら、以下のようなものだった。 ◆通訳・翻訳コーディネーター 対象言語:中国語/英語 応募要件:大学の中国語専門学部卒または中国留学経験2年以上…

アナザー・ヒーロー

フジテレビの『アナザー・ヒーロー』という番組で、陳柏霖(チェン・ボーリン)の通訳者が紹介されていた。通訳者にスポットが当たるのって、うれしいね。

お仕事情報サービス

仕事の多寡に極端な波があって、結局常に「はらぺこおおかみ」みたいな零細個人商店である私。少しでも仕事の情報をと複数の「お仕事情報」サービスに登録している。これは自分の希望条件(勤務形態など)をあらかじめ登録しておくと、登録内容に近い求人情…

オープンスクール

通っている通訳スクールの「オープンスクール」で、「在校生を囲んで」みたいな座談会。またまたかり出されてエラソーな通訳・翻訳体験談を一時間ほどしてきた。放っておくとどんどん自分を美化して、そのうち自分でもどこまでが本当の自分だか分からなくな…

通訳スクール

夏休み(といっても一週だけだが)明けの昨日の授業は、北京で開かれたシンポジウムの同時通訳訓練。事前に原稿が出ていたので予習を十分にすることができ、そのぶん原稿外のイレギュラー発言*1に対応する余裕が、若干だけど生まれた。 訓練は一人ずつ交代で…

座談会

通っている通訳スクールが見学会*1を開催、座談会で体験談を語ってほしいというので参加してきた。 通訳者を目指したきっかけとか、スクールや自宅での勉強方法とか、仕事の現場の話とか、一時間ほど話したあとに質疑応答。結構偉そうなことをしゃべってしま…

授業風景

NHKテレビ中国語講座の「中国語学習★最前線」、今週のテーマは「同時通訳の養成現場を訪ねる」。以前通っていた都内大手スクールの授業風景が紹介されていた。生徒の訳出中、フレーズごとに「うん、うん、そう、そう」と合いの手が割って入る講師のスタイル…

ジェームズ・P・ズムワルト氏講演会

在日米国大使館で経済担当公使をつとめるズムワルト氏の講演会、東京外国語大学。氏はかつて東京外大で二年間日本語の研修を受けた経験があるのだそうだ。 米国の対日観を紹介し、これまでの日米関係をふり返りつつ、日米同盟の世界に対するプレゼンスや今後…

米原万里さん亡くなる

id:komao_imoさんのところで知る。二十五日に亡くなり、葬儀・告別式はすでに近親者で済ませたのだそうだ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060529-00000007-yom-soci 通訳者としてだけでなく、作家・エッセイストとしても活躍されていた米原氏。時に…

まとめ気味に訳す

通訳スクールの訓練。同通訓練では殺意を覚えるほどの早口な発言者が登場して、スピードについて行けずほとんどお手上げ状態。それでもこの講演を実際の現場で聞きつつ、通訳者のデリバリーも聞いていたというクラスメートの一人によると、当日同通を担当し…

メルボルン事件

麻薬密輸の罪に問われ、無実を訴えながら収監されていた最後の一人が先日帰国したという報道。見逃していた。 ずさんな通訳体制も大きな問題として指摘されているこの事件、こちらの動画にある通訳シーンは背筋が寒くなる。 追記 id:squeakerさんのところで…

勉強会

通訳スクールの授業が終わった後、スクールの教室を借りて勉強会。講師の先生(というのも重複した表現か?)が手弁当でつきあって下さっている。読むのは通訳・翻訳理論の初歩的な概説をした中国語の文章。インターネット上に公開されているものだ。 文章に…

wordtank G90の不具合

Ctransさんやyakoさんのところから孫引きだが、電子辞書wordtank G90で不具合が。史上最強のコンテンツをもつ電子辞書だけに残念。「お客様相談センター」に一ユーザーの声を届けて、ついでに(?)次回開発時には「バックライト機能」と「オートパワーオフを無…

通訳スクール

都内あちこちのスクールを渡り歩いて流浪の民と化していた私だが、結局昔通っていたスクールに復学。今度は破門(笑)にならないよう気をつけよう。 このスクールは、この春から新しい教室に衣替え。生徒一人一人にパソコンとモニター画面がつき、音声も映像…

wordtank G90その後

しばらく使ってみて、複数検索など非常に重宝している。それはいいけれどやはり液晶が暗い、暗すぎる。ちょっと我慢できないくらい視認性が悪くて困っていたのだが、ふと気づいてデスクライトの真下に持ってくるとなんとかまあそこそこの見え方に。 よく人か…

王緝思氏講演会

北京大学国際関係学院院長・王緝思氏の講演会、早稲田大学。演題は「東アジアの協力と新日中関係」……とはいえ、まあ、立場が立場の方だけにそれほど“敏感”なことはおっしゃらない。 大学院の研究者(中国人)による逐次通訳がついていて、細かいところもあま…

特別授業

台湾の大学院で通訳を学んでいる学生さんが日本で特別授業を受けるのにおつき合いして、二日間だけおじゃましてきた。教材を段落ごとにお互いで読み上げて逐次通訳をしたり、先生が教材を読み上げる(考えてみたらすごく贅沢だ)のを聞きながら同時通訳した…

春樹をめぐる冒険・二日目

二日目のワークショップは「翻訳論――翻訳の現場から見る村上ワールドの魅力」。村上春樹の作品から『スパナ』と『夜のくもざる』の一節をあらかじめ各国の翻訳者に訳しておいてもらい、パワーポイントで投影しながらそれぞれの翻訳者がコメントしていくとい…

春樹をめぐる冒険

二日間にわたる国際シンポジウム+ワークショップという企画。東大駒場キャンパス。 一日目のシンポジウム、基調講演はリチャード・パワーズというアメリカの作家。「ハルキ・ムラカミ―世界共有―自己鏡像化―地下活用―ニューロサイエンス流―魂シェアリング計…

レベルチェックテスト評価

この間編入試験を受けてきたスクールから、試験の評価表が送られてきた。試験の無料解説会もやるそうだし、このスクールはどんどん新しいサービスを試しているみたい。 評価表といっても得点結果は載っておらず、採点官の簡単な講評という感じ。試験の結果、…

編入試験結果

通訳スクールの編入試験結果が来た。何とか元の同時通訳科に復学できるみたいだ。

編入試験

春からは以前通っていた学校に復学しようと、編入試験を受けてきた。試験時間があっという間に過ぎる。学習者の脇の甘さというか不勉強を知り尽くして突いてこられるこの出題は、きっとあの先生の作に違いない。参りました。下のクラスから顔を洗って出直し…

勉強会

先輩通訳者さんたちと一緒に勉強会。今日のお題は「翻訳メモリ」と「リレー通訳」。翻訳メモリの「TRADOS」、体験版のデモを見せてもらったが、なかなかおもしろそう。産業翻訳などで、こうした翻訳メモリの使用を前提にした仕事環境が標準になっていくと、…

翻訳研究としてのテレビゲーム

翻訳研究者であるMinako O'Hagan氏の発表を聞きに、日本通訳学会・翻訳研究分科会へ(立教大学)。『ファイナル・ファンタジー』などのゲーム(エンタテインメント・ソフトウェア)を外国語版に移し替える際の課題や作業の実際等について紹介されていて、自…

ジークフリート・ラムラー氏講演会

ニュルンベルク裁判で、ごくごく初期の同時通訳現場に関わった経験を持つ、ジークフリート・ラムラー氏の講演会を聞きに行ってきた(東京外国語大学府中キャンパス)。 ニュルンベルク裁判で、英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語間の同時通訳がどのように…

勉強会

通訳者の先輩方と勉強会。今回は翻訳メモリと字幕翻訳に関して。翻訳メモリはよく翻訳ソフトと混同されるのだが(かくいう私も混同していた)、翻訳メモリそれ自体は翻訳作業をしない。いうなれば自分が過去に翻訳した文章のデータベースみたいなものだ。新…

語学力

米原万里氏はこうも書いている*1。 その国の小説が堪能できるほどの語学力こそ通訳能力の必須条件。逆に通訳出来るほどの語学力がなくては小説の理解はおぼつかない。もちろん、まず何よりも母語の日本語で。 「母語の日本語で」というところもうなってしま…

通訳スクール

初見(初聴?)の文章、経済関係の論文。北京語の音声を一文ずつ聞いて、北京語で復唱したのち、日本語へ通訳。もうひとつはこれも初見の、IT関連企業社長の講演。同様に日本語の音声を一段落ずつ聞いて、日本語で復唱したのち、北京語へ通訳。 このスクール…

通訳スクール

日→中は町村前外務大臣の談話。テープを二度聞いて日本語を復唱したのち、北京語に逐次通訳。もうひとつ、初見で米国・欧州間の関係についての論説、サイトラ。サイトラはみんなできが悪く、講師もさじを投げ気味。中→日は鳥インフルエンザに関して、スイス…

学習会

現役で活躍されている通訳者(みなさん大大先輩や大先輩ばかりだ)さんと、仕事の準備方法や学習方法などについて情報交換会。たくさん刺激をもらう。いつもひとりで動いているとついつい煮詰まってしまうから、こうした場に参加させてもらえるのはとてもあ…

通訳スクール

本当は先週が初日だったのだが、仕事で行けずに今日が初めてのクラス参加。ほとんど「通訳スクール無宿」と化している私、教室でいきなり知人二人に会う。狭い世界だなあ……というより、私があちこちを徘徊しすぎなのかもしれない。 一日に日中・中日ふたつの…

通訳の技術

通訳の技術作者: 小松達也出版社/メーカー: 研究社発売日: 2005/09メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (9件) を見る 英語の会議通訳者として有名な小松達也氏の新著。通訳の訓練法や心構えを書いた、どちらかというと地味な体裁…

日本通訳学会年次大会

私は研究者ではないし、この学会の会員でもないのだが、参加費を負担すれば誰でも参加できるので発表を聞いてきた。 午前中は大学や大学院での通訳教育をテーマにしたシンポジウム。日本は諸外国と少々事情が異なり、これまで通訳者の養成はその大半が民間の…

翻訳奇譚集

ずっと以前、こんな文章の翻訳依頼があった。 「お客様から来たメールなのですが、翻訳ソフトにかけてもさっぱりわかりません。よろしくお願いします」 ほほう。私たち翻訳者を使うのは翻訳ソフトの「次善の策」なのだなあとある種の感慨にふけりながら本文…

通訳スクール

半年の学期最後の授業日。これまで五〜六回は練習してきた教材を、部分的にひとりずつ当てて音読させ、別の人にサイトラさせるといった形でもう一度練習し、そのあとブースに入って同通練習。クラスメートが文章を音読して、それをそれぞれ同通する。 全員出…

中締め

今週末に予定が入っているレセプション通訳の準備をしている。こないだのレセプションはスポーツ関係の団体だったが、今回も大陸からのゲストが体育関係のお役人。それに今後年末までに別件でスポーツがらみの通訳が何回か入っている。なんだかこのところス…

通訳スクール

先回「自習」になってしまった際の教材を使って、ブースに入って逐次通訳。もともと短い文章だし、ブースには二人ずつ入って交互に逐次通訳をするので、実際にパフォーマンスができるのはほんのわずかな部分だ。 そのあと別の初見教材に移って、まずは二人ひ…

通訳スクール

今日は欠席者が何人かいて、クラスの雰囲気も少々活気の欠けたものに。……というか、例の件以来、クラス内に何となく気まずい雰囲気が流れているような気がする。気がするだけだけれど。 日本語→北京語方向の逐次通訳訓練。ちょっと専門的な内容だったのだが…

通訳スクール

先般私が「××(二字伏せ字)」(笑)の憂き目にあったスクール、夏休み明けの今日大胆にも登校してきた。だって一回あたり七〜八千円にもなる授業料がもったいないんだもの。 クラスは以前と変わらぬ雰囲気だったけれど、なんとなく微妙な静けさを感じたのは…

それを言っちゃあ……

自分の中ではもうとっくに終わった話だし、恨み言めくのもナニかなと思って書くのをやめようと思ったのだけれど、ちょっと気になる話を聞いたので備忘録的に残しておくことにする。先般私が実質「破門」(笑)になった某通訳スクールの話だ。 私と同じクラス…