インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

ことば

フレンドリーであること ポジティブであること

オンライン英会話のCambly、まだまだ続けています。30分のレッスンを週3回。レッスン開始前はやっぱりいつも緊張しますが、だんだん度胸がついてきました。講師の「腕」みたいなものには多少ばらつきがある(当たり前ですか)みたいですけど、私が「緊張し…

ChatGPT

人間とほとんど区別がつかないと話題の自然言語AI「ChatGPT」を試してみました。その機能と性能、現時点で考えうるリスクなどについては、こちらの「テレ東BIZ」の動画が参考になります。www.youtube.com「ChatGPT」に関する私自身のおぼろげな認識では、文…

ジェットコースターみたいなオンライン英会話

オンライン英会話のCamblyを使いはじめて1ヶ月が過ぎました。ほぼ1日おきくらいでレッスンを受けてきましたが、当然のことながら講師にはいろいろな方がいらっしゃいますね。Camblyは講師の全員が英語の母語話者というのが「売り」なのですが、住んでおら…

言語学習と「〇〇的なるもの」への理解

きのうの東京新聞朝刊にロシア文学研究者・沼野恭子氏の記事が載っていました。はっきりとは語られていないものの、昨年から始まったロシアによるウクライナ侵攻によって、ロシア文学の研究者やロシア語を学んでいる学生にも影響が及んでいることがうかがい…

もう少し中国語のことを知ってくださったら

ちょっと前にケイレブ・エヴァレット氏の『数の発明』を読んでいたら、こんな記述が出てきました。 世界では今も昔も、さまざまな計算盤や計算機が使われていて、これを使えば使用者にとっては明らかに便利だ。日本の計算機(何世紀も前に中国のスアン・パン…

英語の教材や学習コンテンツの多さにおののく

今年は英語の学習にもう少し力を入れようと年始に思い立って、いろいろと試してきました。ひと月ほどいろいろと手を出しはじめてみてあらためて思いましたが、英語ってほんとうにたくさん教材があるんですね。昔からある紙素材(書籍)のテキストや単語帳や…

“Cambly”を利用してみて

オンライン英会話の“Cambly”を利用しはじめて3週間、とりあえず最初に選んだ初心者向けのコースを終えました。このコースは挨拶や自己紹介から始まって、家族のこと、仕事のこと、好きなもの・嫌いなもの、将来のプラン、週末の過ごし方、旅行について……と…

龍角散の注意喚起広告が興味深い

今朝の新聞に、興味深い広告が載っていました。「第三類医薬品『龍角散ダイレクト』『龍角散』の大量購入及び中国への輸出に関する注意喚起」という広告です。一読、ああ、いわゆる「爆買い」によって、龍角散が品薄になっているのだなと分かりますが、私が…

気前のよい公共放送

フィンランドの公共放送(国営放送)Yleには“Uutiset selkosuomeksi(やさしいフィンランド語ニュース)”というウェブサイトがあって、ゆっくりとした語速と平易な言葉遣いでテレビとラジオのニュースを視聴することができます。本来はおそらく移民の方向け…

オンライン英会話

新年を迎えて、単なる思いつきで「ことしは英語をもういちど重点的にテコ入れしよう」と決めました。語学は私にとって趣味(というか最近はほとんど「ボケ防止」のため)なので、これまでもほそぼそと学習アプリをやったり問題集を解いたりしてきたのですが…

仕事始め

うちの職場は、教員はきょうから仕事始めという、なんとものんびりとした職場です。が、私は三が日以降はいつものように出勤して細々と資料作りをしたり自分の勉強をしたりしていました。自宅は「激狭」でかえって落ち着かないですし、三が日以降は職場近く…

言語はこうして生まれる

“For sale, Baby shoes, Never worn.(売ります、赤ん坊の靴、未使用。)”という、英単語たった6つの「物語」が冒頭に載せられています。注釈によれば、これはヘミングウェイが作った最短の物語という都市伝説まで生まれたほど有名なものなのだそうですが、…

毎日ブログを更新する

そういえばうっかり忘れていたのですが、毎日ブログを更新し続けてきて、この元旦でまる5年になりました。ブログを書くのはもう完全にルーティンになっているので、それほど大きな感慨はありませんが、でもまあ、よく続いたなあとは思います。 ▲2021年が閏…

フィンランドの古本を買う

フィンランド語のオンライン教室で、《Noitalikka》という絵本を読み始めました。魔法使いのお話だそうです。毎回ほんの少ししか進まないので、どうせなら年末年始の休みの間に少し先まで読んでみたいなと思って、その絵本を手に入れられないかとネットで検…

フィンランド語 183 …動詞の変化をおさらいする

フィンランド語のオンライン授業、今年の予定はすべて終わりました。冬休みの課題として先生から「動詞の変化」を総復習しておくようにと言われました。そこで、授業で先生がデモンストレーションしてくださったやり方をベースに、ネット辞書の変化表を網羅…

放送禁止用語を使っちゃった

今週は通訳者の話題で一時ネットが盛り上がっていました。サッカーワールドカップにおけるアルゼンチンの選手へのインタビューで、スペイン語の同時通訳者が繰り返し「放送禁止用語」と使ったという話題です。www.youtube.com個人的にはこういう「言葉狩り」…

外国人にほとんど会ったことがない

職場の学校の留学生が、東京都内の大学生との学習交流会に参加してきました。大学生は全員が日本人(日本語母語話者)で、交流会の後にレポートを書いてくださり、私もそれを読むことができました。そこでひとつとても興味深いと思ったのは、多くの大学生が…

平服でご出席ください

勤務先の学校法人の理事長が亡くなり、学園全体で「お別れの会」が行われることになりました。我々教職員もぜひ献花をということで参加してきたのですが、案内のメールには「平服でお越しください」と書かれていました。この平服というのは、いかにも日本的…

大学を辞めなくてよかった

芸人の小島よしお氏が『しくじり先生』で「大学を辞めなくてよかった」という話をされていました。大学時代にWAGEというお笑いサークルに所属して人気を博し、有頂天になって大学を辞めようとしたものの、親に止められて結局は翻意したというお話です。www.y…

“下”の音が聞こえない

留学生の通訳クラスで使える映像教材を探していて、こちらの動画に行き着きました。なぜインドの人たちはカレーを食べるのか? というお話。なかなか興味深いです。www.youtube.comこうした動画にはよく中国語の字幕がついていますが、私はまずはそれを見ず…

差別意識を下支えするもの

自民党所属の衆議院議員で総務政務官の杉田水脈氏が、性的少数者やアイヌ民族などを巡る過去の発言の一部を謝罪、撤回しました。ほかにも性暴力被害を巡る女性差別発言などを繰り返してきた杉田氏、今回は松本総務相に指示されてこうした発言の謝罪、撤回を…

地下鉄でスマホを取り出さないように

冬に差しかかり、勤務先の学校でははやくも来年度の入試が始まっています。うちの学校も来年の春までに都合数回の入試が行われ、私も面接や採点などで参加します。学生は全員が外国人留学生なので、面接では自己紹介や志望動機など「定番の質問」に加えて、…

「朝三暮四」の猿は自分だった

私は先月末に新型コロナのワクチン四回目を接種したのですが、それから一週間も経たないうちに感染して陽性となってしまいました。まだ抗体がしっかりとできていなかったのかもしれません。とはいえ、さいわい微熱と咳が少し出る程度の軽症で済みましたから…

フィンランド語 182 …分格を作りまくる

フィンランド語の教室は、ここのところ先生の指示で語形変化や文法の再確認が続いています。先日確認したのは「分格」の作り方です。先生によれば、フィンランド語の文型はつまるところ以下の四つに分類されます。 ① A olla B(AはBである)の文 ② 所有文・…

小野寺一の気分

今日は文化の日ということで、これから週末にかけてうちの学校でも文化祭というものが開催されます。コロナ禍で数年中止が続いたので学生さんたちもうれしそう。キャンパス内にも以前のような賑わいが戻ってきました。とはいえ、学内でもコロナ感染者の情報…

「もうお前はいらない」と言われたときには

先日職場の先生方と雑談していて、何年この仕事をしていても授業前はそれなりに緊張するという話になりました。それで私も「授業前はかなり早く教室に行って準備しないと落ち着かないし、通訳業務の前の日など夜も落ち着いて寝られないです」と言ったら、若…

ディクテーター

はてなブログ、今週のお題は「わたしは○○ナー」だそうです。「○○ナー」ではなくても、要は「〇〇が好きな人」的なネーミングでいいそうなので、そういうことなら私は「ディクテーター」かなと思いました。ディクテーション(Dictation)、つまり音声を聞いて…

カバーは備品なので回収します

先日帰宅途中に電車を乗り換える際、駅のコンコースにある書店でよしながふみ氏の『きのう何食べた?』第20巻を買い求めました。書籍はだいたいAmazonで買ってしまう私ですが、街の本屋さんがなくなってしまうのはかなりマズイのではないかと思っていて、応…

悪い天気なんてない

『ヘルシンキ 生活の練習』を読んでいたら、筆者である朴沙羅氏の、同僚である台湾人のお連れ合い(スウェーデン系フィンランド人)が言ったという、こんな言葉が紹介されていました。「悪い天気などない。不適切な服装があるだけだ」。フィンランドでは子ど…

中国語の日本人化

中国語母語話者の中日通訳クラスで、中国・台湾・香港の留学生と訓練をしていると、ときどきおもしろい現象に出くわします。「中国語の日本人化」もそのひとつです。中国語の日本人化というのは、私が勝手にそう呼んでいるだけですが、要するに母語(あるい…