2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ラグビー元日本代表の平尾剛氏が、五輪への違和感を表明している記事を読みました。住ムフムラボが更新。今回は東京五輪について書きました。スポーツに育てられ、今もスポーツに関わる者としては、やはり書かずにいられませんでした。思い切って書いた今回…
家電つながりでもうひとつ、「SUSONO」のイベント関連で気づいたこと。家電やパソコンを買うと、やたらシールやラベルが貼られていることがあります。例えば炊飯器だと「圧力IH」とか「本格鉄釜」とか「極め炊き」みたいに機能や仕様をアピールするもの。Win…
もうひとつ、先日参加してきた「SUSONO」のイベントでの話題です。対談のなかで松原亨氏が「日本の家電は『親切そうな顔をしている』」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。確かに、日本の家電って、便利な機能が盛りだくさんで、それの説明も盛りだ…
先日参加してきた「SUSONO」のイベント、対談の中で佐々木俊尚氏が「日本の観光地で現在、中国人観光客が騒いでいるのに眉を顰めている人がいるけれど、数十年前の日本人もああだった。にぎやかでゴージャスが好きだった」というようなお話をされていました…
一昨日、「SUSONO(すその)」のトークイベントに参加してきました。今回のテーマは「住む」。作家・ジャーナリストの佐々木俊尚氏と、雑誌『Casa BRUTUS』編集長の松原亨氏の対談がメインのイベントです。susono.lifeハードとしての「家」からソフトとして…
先日、とある大学の修士課程研究発表のお知らせに接しました。実はこれ、私が嘱託でお邪魔している学校のものなんですけど、発表者名をながめていて、驚きました。お名前から判断するに、13名いる発表者のうち、日本の方はおひとりだけ。あともうおひとり韓…
昨年の8月、東京新聞の投書欄にこのような意見が載りました。確かに、例えば私の苗字である「徳久(とくひさ)」は、英語だと“Mr. Tokuhisa.”と呼ばれる*1のに、中国語では“徳久先生(Déjiǔ xiānsheng)”と「徳久」の漢字が中国語読み(カタカナでは正確に表…
昨日書いた「クックドゥ」のCM、その奇妙な中国語の発音について書きましたけど、これ、もしかするとギャグでやっているのかもしれないな、と思いました。異文化や異言語を題材にして「カリカチュアライズ(戯画化)」するというの、お笑いの一手法ではあり…
海外へ行くときは、たいがいWi-Fiのルータをレンタルしています。先日台湾へ行ったときも、空港で借りて空港で返せるルータを借りました。台湾では、ホテルやカフェなどでたいがいフリーWi-Fiが使えるので、あまりレンタルする必要もないほどなのですが、街…
よしながふみ氏の『きのう何食べた?』第13巻に登場していた「江戸前風ばらちらし」。 「お誕生会の定番・ちらしずしをアレンジ」した大人向けのレシピで、煮あなご、マグロの漬け、えびのうま煮、アボカド、「ガッテンの卵焼き*1」、いくらの醤油煮が載って…
「不定愁訴とその後」でも書いたんですけど、体調が良し悪しが飲食、それも飲食の量と密接に関わっていることが実感できるようになってから、基本的にはお昼ご飯を抜くか、ほんの少し(例えばバナナ一本とか、ソイジョイ一本とか)しか食べないようになりま…
1月10日の日本経済新聞に、2020年東京オリンピック・パラリンピックの通訳ボランティアに関する記事が載っていました。通訳を教える大学が進んで通訳ボランティアを斡旋するという動きに違和感を覚えて以下のツイートをしたところ、いろいろな反応が寄せられ…
今週のお題「受験」先日、メールボックスに公益社団法人日中友好協会による公費留学生(中国政府奨学金生)募集のお知らせが入っていました。実は私も、かつてこの奨学金をいただいて留学しました。学生さんだけでなく、条件を満たせば社会人でもオーケーで…
仕事や旅行で台湾に滞在しているとき、ホテルではいつもテレビをつけています。日本ではNHKやBSの興味ある番組だけ見て、民放、特に地上波のそれはほとんど見ないのですが、海外に行けば別。ナチュラルスピードの外語の音に慣れるために、ずっとつけっぱなし…
昨日の東京新聞、詩人・伊藤比呂美氏の「人生相談」です。伊藤比呂美氏のこのコラムは毎回楽しみに読んでいますが、昨日もとても考えさせられる内容でした。私もバスや電車の中で、あるいは劇場や映画館などで、自分でも引いてしまうくらいイライラしている…
ここ十年ほど、おなじお店で髪を切ってもらっているのですが、若いスタッフさんが選んで目の前に置いてくださる雑誌が興味深いです。たいがい『BRUTUS』と『PEN』と『モノ・マガジン』。ここに、たまに『LEON』が加わります。スタッフさんの目には「そういう…
かねてよりコンビニやアパレルショップなどの男性店員が「いらっしゃいませ」を「しゃっせー」などと短く発音する現象に注目してまいりましたが、先日とあるお店でついに「せーっ」と発音する方に遭遇しました。言葉の経済性、ここに極まれりです。このお店…
揚げ物を入れず、白い食材だけで作った「おでん・ド・ブラン」です。あっさり、淡泊、食べ飽きない味わいでひと冬に何回か作りますが、私のオリジナルではありません。不定期営業で新鮮な素材が入荷したときだけ気の向いた客をおもてなしし、住所・電話・メ…
今日はお義父さんの四十九日と納骨でした。亡くなったのは昨年の九月でしたから、本来なら昨年のうちに済ませておくべきだったのですが、喪主である細君の入院などもあって、のびのびになっていたのです。 近しい親戚も参列して、お坊さんにお経をあげてもら…
先日見に行ってきた「若者能」の番組(プログラム)でもう一つ、どう言語化してよいかわからず、エントリに載せなかったものがあります。塩津哲生師の舞囃子『高砂』です。だって「すごい」としか言えないんだもの。「すごいものはすごい」のだから「すごい…
とはいえ、別に食べ歩きを極めた末の「ベスト3」などというわけではありません。たまたま年末に台北へ行って、立ち寄ったお店のうち、おいしいな~と思ったものを備忘録的に。「蚵仔麵線*1」は台湾の庶民的な食べ物で、小ぶりの牡蠣*2が具に入った、とろみ…
昨年の夏に台湾を旅行した際、偶然手にした『hygge丹麥幸福學』という翻訳本からにわかに「ヒュッゲ」づき、この冬休みまでに「ヒュッゲ関連本」を立て続けに読みました。www.books.com.twちなみに「ヒュッゲ(hugge)」とはデンマーク語で「心地よい」とか…
上下篇を続けて読みましたが、なんだか新年から暗澹たる気持ちになる記事でした。www.dailyshincho.jpここに書かれているような「田舎」の閉鎖性*1、私は身をもって体験したことがあるのでよく分かります。というか、私が体験したのはもう30年も前のことなの…
ポイントカードが苦手です。 http://www.irasutoya.com/お店ごとに発行されるあの類のカードを何枚も持ち歩くのがいやで、なおかつ最近は可能な限りクレジットカード支払いにして「キャッシュレス生活」を目指しているのでポイントがつかないことも多く、ま…
「若者能」を見にいってきました。wakamononoh.jp能楽喜多流シテ方の塩津圭介師が中心となって、学生さんや社会人が実行委員会形式で毎年行っている能楽入門的なイベントです。入門編とはいえ、番組(プログラム)は解説に始まって舞囃子、狂言、能と盛りだ…
「天命を知る」歳の前後あたりから、身体の不調が目立ってくるようになりました。とはいえめったに風邪など引かず、特に病気をするわけでもないのですが、常に肩こりがあり、周期的に腰痛に悩まされ、起床後やお昼ご飯を食べた後の何ともいえない不快感(膨…
「枯れた技術」という言葉があります。 枯れたハードウェア、枯れたソフトウェア、枯れた技術、なんて言い方をする。この場合の「枯れた」は、基本的には「古い」と同じ意味だと思っていい。 しかし単に古いだけでなく「すでにトラブルが出尽くしていて、そ…
見逃していた正月時代劇の『風雲児たち~蘭学革命篇(らんがくれぼりゅうしへん)~』、NHKオンデマンドに早くも上がっていたのでさっそく視聴しました。 http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017084181SC000/index.html?capid=sns002 みなもと太郎氏の同名…
うちは正月だからって特に初詣などには行かないんですけど、近くに「招き猫」で有名な豪徳寺があって、去年買った猫さんを奉納して新しい猫さんを迎えるために参拝してきました。 義父の死をきっかけに、今年からは年賀状を一切出さないことにしました。やっ…
昨年は3回、病院を舞台に大きな出来事がありました。ひとつめは仕事で留学生と一緒に行った長野県での合宿。 みなさん大人ですから特に「管理」などということもやらないのですが、深夜に急性アルコール中毒で中国人留学生が倒れてしまいました。私が救急車…