インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ネット書店

再び書籍の買い出しということで、今度は大学からほど近い中関村図書大厦に行きました。王府井書店や西単の北京図書大厦ほどではありませんが、売り場面積は広いです。王府井、西単、中関村。これが北京の大型書店「御三家」なんでしょうね。 中関村は文学、…

北京でよく見かける鳥

黒くて(灰色のもいます)尾が長くて、青い羽根がきれいなこの鳥、北京ではスズメよりも頻繁に見かけます。カラスみたいに見えますが、もっと小型です。軽快なステップを踏んで移動するのがかわいいですが、人を怖がってなかなか近くに来てくれません。

炸醤麺

先週、北京在住の友人イチオシの炸醤麺店、甘家口の「海碗居」に行ってきました。 さすが人気店、店からあふれんばかりの客でにぎわう中、昔風の“对襟”を着た“小伙子”が“劳驾劳驾……”などと言いながら走るようにして料理を運んでいます。中学か高校の野球部を…

中国人と話す時にひるまないための八つのヒント

1.「あ゙ぁん!?」と言われてもひるまない 中国人に話しかけると、よく「あ゙ぁん!?」という反応が返ってきます。「あ」ではなく濁点のついた「あ゙」です。これでナイーブな日本人は意気消沈しちゃいますが、ここでひるんじゃいけません。この「あ゙ぁん!?」は…

堂々と話せばいいのに

留学に来ている日本人の生徒諸君を見ていると、せっかく中国語の海に飛び込んだというのにあまり中国語で話そうとしないように見受けられます。これはもったいない。 諸外国の中でも日本の学生はとりわけおとなしい、というのは中国人教師に共通する感想でし…

哇塞與我操

中国で、大学生の会話を聞くともなく聞いているうち、“哇塞”をよく耳にするのに気づきました。もともとは台湾の方言だったはずですが、芸能人が使っているのをメディアで聞いて、ここ北京にまで北上してきたんでしょうかね。 十年前の北京ではまず聞かれなか…

雑誌

細君が「陣中見舞い」ということで日本の雑誌を送ってきてくれました。 『LEON(レオン)』と『UOMO(ウオモ)』と『ヴィノテーク』。最後のワイン雑誌はまあいいとして、なぜ「チョイ悪オヤジ」系雑誌を二冊も……。 せっかくですから虚心坦懐に熟読玩味いた…

見つからない

仕事で仕入れなきゃならない書籍はあらかた片付いたので、自分の欲しい本を探しに書店へ出かけました。が、例えば“当代中国小説”のコーナーでお目当ての本を探そうと思っても、なかなか見つかりません。 なぜだかはよくわかりませんけど、膨大な書籍がタイト…

日食

留学生活も四週間目に入って、体調を崩す生徒が多くなってきました。 今日も今日とて、三人の学生を中日友好病院へ連れて行きました。“国際医療中心”という外国人用の窓口に行くので比較的スムーズに診察を受けられますが、「キャッシュレスサービス」を受け…

あなどりがたし

西安二日目は大雁塔と小雁塔、それに西安の城壁見学。 一日目の疲れを考慮して、午前中はホテルで休憩なり自由行動なりということでしたが、北京へ戻る列車は夜の八時発ですからずいぶんゆっくりしたスケジュールです。大雁塔、小雁塔、城壁とも西安市内にあ…

面倒くさい

とはいえ、いつも向こうの言いなりになっているわけじゃありません。 いま留学生活最大のオプションで西安ツアーに来ています。留学前から留学生弁公室とツアー日程を確認し、こちらに来てからすでにお金も払い込んでいるのですが、西安に来てみてびっくり。…

値段交渉

中国で買い物をする時、値切りません。 先生や同僚や友人など、多くの人から「まずは向こうの言い値の半分に値切る。話はそれからだ」というようなアドバイスを受けてきましたが、私はたいがい言い値通りで買います。もちろん明らかにふっかけてるなと思うこ…

西安ツアー

夜九時過ぎに北京西駅を発つ夜行列車で西安に向かいました。 ちょうど十年前、全く同じシチュエーションで一人旅をしたことがありますが、当時と比べて寝台列車がものすごく進化していて感激しました。寝台は“硬臥*1”と聞かされていたんですが、乗ってみると…

後海界隈

午後から課外活動ということで、故宮見学と後海界隈の散策に出かけました。 故宮はもう数え切れないほど来ているので特にそれほどの感慨はないのですが、最近おしゃれなスポットとして盛り上がっているという後海界隈は初めてなので期待が高まります。 なる…

救急病院

週末の課外活動ということで、長城+神路(十三陵)ツアーに出かけました。ところが、バスが走り出して十分もしないうちに学生の一人が下腹部を押さえて激しく苦しみ出しました。 苦しみようが尋常ではないのですぐにバスを止め、タクシーをつかまえて病院へ…

中国のワイン

かつてバブルにわいたどこかの国と同じように、いま中国は(ごく一握りのお金持ちだけですけど)世界中の高級ワインを買いまくっています。とはいえ、普通のスーパーにはあまり国外産のワインは置いていません。中国産の安い“紅酒”がほとんどです。 留学に来…

しゅ〜ん

所用で“金台夕照”という美しい名前の地下鉄駅に行きました。 地上に出るや、北京っ子が“大裤衩(デカパンツ)”と呼ぶCCTVの新社屋が目の前にど〜んと。 隣には花火からの引火で全焼しちゃった別棟が。 レム・コールハース設計のこのCCTV社屋、個人的には「か…

しゃいにんぐ

宿舎のドアは、ドアノブにスリットがついていて、ここに金属のカード型キーを差し込んであけるようになっています。ドアは一度閉めると内側からしか開きません。だから、万一キーを室内に置いたまま外出してしまうと、服務員にマスターキーであけてもらうし…

「竹のカーテン」時代ですか

“服務態度”は今ひとつなものの、やはり品揃えの多さが魅力なので、ふたたび西単の北京図書大厦へ。 学校から指示さているいくつかの本を仕入れていたら、いつの間にかカート一杯になってしまいました。持って帰るのはしんどいので、地下にある郵便局へ。ここ…

ネット環境

留学生活で大きく変わったといえばインターネットです。 私が留学していた時はまだダイヤルアップの時代で、寮の部屋から外線電話をかけるには「201カード」というプリペイドカードを使うしかありませんでした(これは基本的に今でも変わりません)。 このカ…

天津行

天津ツアーに行ってきました。 十年ほど前に留学していた懐かしい街ですが、巨大なビルが以前よりも格段に増えて、ずいぶん街のスカイラインが変わっていました。 北京南駅から天津までは、新しい“和谐号城际快速列车”で。以前は一時間半ほどかかっていたと…

疲労困憊

朝から最初の洗礼ということでお腹が下っていましたが、正露丸で午後には回復。 明後日に自主企画で天津ツアーを予定しているので、今日は北京南駅に新幹線(京津城際鉄路)のチケットを買いに行きました。一般の公共バスで行ったらどうなるか試そうと思って…

新手上路,请多关照。

北京南駅から帰りのタクシーに乗っていると、隣を追い越していった車のリアガラスにA4ほどの紙がテープで貼ってありました。“新手上路,请多关照。”と書いてあります*1。要するに「免許を取ったばかりなので、お手柔らかにお願いします」ということですね。…

買い付けほぼ終了

北京語言大学で予定していた書籍の大半を購入し、近くの郵便局から日本に発送。 大量に購入したので書店の職員がカートに乗せて郵便局に運び、「荷造りよろしく」と局員に声をかけてくれたので割合スムーズに発送できました。これが「一見さん」だったらこう…