2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧
来春の学生獲得のために、都内の高校へ営業に出かける。過去に卒業生を我々の学校に送ってくれた高校へ「ことしもひとつ、よろしく」とご挨拶に行くのだ。業務命令だから「はいはい」と出かけて行くが、ううむ、正直に言ってよく分からない営業方法だ。 中国…
若い頃から軽いアトピー性皮膚炎に悩まされている。 原因は米や小麦、大豆などの穀物だということで、かなり厳格な食餌療法を試みていた時期もあったのだが、なにせご飯もパンも麺類も、醤油も味噌も、果てはコーヒーまでだめなのだから人生がつまらなくなる…
京劇『四郎探母』をモチーフに、日本人女性と中国人男性の恋がからみ、日中の間に横たわる「不幸な歴史」にも踏み込んだ中国映画。勤務する学校の「映画鑑賞会」ということで、映画館の上映一回分を借り切って鑑賞。個人的には『編輯部的故事』の孫鉄が監督…
先日小學生さんに、台湾のスターバックスで売っている故宮博物院仕様のタンブラーをもらった。それでうれしくなって、さっそく職場近くの「スタバ」に持参し、「本日のコーヒー」を入れてもらう。 待っている間にショーウィンドーを見ていたら、「甘いものも…
まず先週の復習(続き)。音声データを渡してあるので純粋な通訳訓練にはならないけれど、一週間でどれだけ意欲的に練習や準備をしてきたかを見る。音声を一切聞かないで挑戦した人、簡単な要約を作って望んだ人、全く練習してこなかった(とおぼしき)人な…
とある筋のツテを得て、発売解禁日にフランスワインの新酒「ボジョレ・ヌーヴォ」を七種類も飲み比べるというスノッブな会に参加。 かねてからマスコミで大々的に取り上げられる解禁日の大騒ぎに眉をひそめていた私だが、よく考えてみたら「ボジョレ・ヌーヴ…
かつてのお得意先から、ひさかたぶりに翻訳のオファーがあった。結構骨の折れそうな中文で1500字程度の文章が7本ほど。1本3000円でお願いできませんかと。 一般的に中国語の文章を日本語にすると、おおむね1.5倍の長さになる。仮に1500字×1.5とすると2250…
中国の“家常菜(家庭料理)”+粉モノ好きにはたまらない本をたくさん出しているウー・ウェン氏の新たな野心作。『北京小麦粉料理』の「手取り足取り版」とでも言えばよいだろうか。代表的な粉モノ料理の、特に麺(皮)にこだわって、コツを惜しみなく伝授す…
台湾の小學生さんが友人と来日ということで、「迎撃オフ」(懐かしい言い方だ)。 同僚のいとこが営んでいる、外苑前の裏通りにひっそりとたたずむ天ぷら屋さん。定員十名ほどのこぢんまりとした作りで、カウンターの上に紅葉をつけた大きな木の枝がディスプ…
今期第二回目。インターネットラジオ番組の、パーソナリティ二人の会話を逐次通訳。 生徒さんには参考文献のURLだけ告げて、自分がこの仕事を受けた場合にどんな準備をするだろうかと考えてもらった。この番組はポッドキャストなので、ちょっとその気になっ…
中国から世界各地に亡命したウイグル人への聞き取り調査をまとめた本。いずれの亡命者も「東トルキスタン」独立運動に関与したとして中国政府から苛烈な弾圧を受けている点が共通している。ところが、彼らの証言によれば全くの冤罪も少なくない。東大大学院…
リテーナー(保定器)生活は継続中。人前で話す時だけ外すが、特に面倒にも感じなくなってきた。何事も慣れですな。 詰め物もセラミックに交換し終わって、今日はリテーナーの再チェック。今のところ、リテーナーが効いていて特に歯列の戻りはないそうだ。同…
数量限定発売、一本千二百円だって。 昔中国語の新聞社に勤めていた頃、福建省は武夷山の岩茶についてコラムを書いてもらったことがある。その筆者によれば、世の中に出回っている「大紅袍(だいこうほう)」はその九割九分九厘が偽物、と言って悪ければ原木…
先日の文化祭で幕間の余興に“相声(漫才)”をやった。その時、どうせなら道化ふうメイクや、「つけ眉毛」でもしてみちゃどうだというまわりの声に、「いや、それだけは勘弁」と固辞する私。 恥ずかしいからじゃない。恥ずかしさを言うなら、もとから漫才など…
id:suikanさんのお誘いをいただいて、私にとっては「たなぼた」ともいえる飲み会。つまりごちそうになってしまった、ということ。恐縮です。 飲みながら話題になった「通訳者や翻訳者を目指す人が、通訳者や翻訳者に関するオタク的知識に欠けている」という…