インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

好ハオ

職場の図書館で雑誌をあれこれ読んでいたところ、書棚にあるファッション雑誌に目が止まりました。表紙に「圧倒的に好ハオいモノだけ」という特集名が大書された『S Cawaii!』という雑誌です(2023年11月号)。 S Cawaii! 2023年11月号おおお、中国語の “好…

6 Minute English

今年の1月から始めたオンライン英会話のCambly、30分を週3回のペースでまだまだ続けています。毎回のレッスン前にはいまだにけっこう緊張しますが、すでに100回以上レッスンを受けているので、さすがに場慣れしたというか、とにかく英語で話す度胸のような…

HHhH

2014年の本屋大賞翻訳小説部門で第1位となり、その後『ナチス第三の男』の邦題で映画化もされたローラン・ビネ氏(翻訳は高橋啓氏)の『HHhH プラハ、1942年』を遅ればせながら読みました。このところロシアとウクライナの戦争に関する書籍や双方の歴史に関…

宝くじという寄付

日本人は世界でいちばんケチな民族。そう言われたら「ムカッ」とくるでしょうか。でも実際のところ、例えばこちらのページによれば、人口ひとりあたりの寄付金額で日本は英国の2分の1、米国の10分の1しかないそうです。www.es-inc.jpまた英国の Charities…

発言する資格

もう一週間以上も前ですが、東京新聞のコラムにニュースサイト編集者の中川淳一郎氏がこんなことを書かれていました。 ネットについて私はこの15年ほど常に「公の場で発言する資格がない者の声が大きすぎて社会をおかしくしている」と主張してきた。 実はこ…

新橋で蚵仔麵線

昨日の土曜日は、午前中に都内某所で仕事をしておりまして、午後にぽかっと時間が開いてしまったので新橋に行きました。私はかつて新橋で定期的に仕事を頂いていたこともあるので懐かしい街ですが、ここ数年はほとんどご無沙汰でした。なぜ新橋に向かったか…

語学における近道

マーカス・デュ・ソートイ氏の『数学が見つける近道』を読みました。ソートイ氏といえば同じ新潮クレスト・ブックスから出ている『素数の音楽』が大好きな一冊なのですが、この本も同様の知的好奇心を刺激される、とても面白い内容でした。 数学が見つける近…

自分を護るために降りる

私が勤務している職場の図書館には、処分されることになった蔵書を並べて、学生や教職員が自由に持ち帰ってよいというサービス(?)を提供するコーナーがあります。私はかつてここで飯塚朗氏の『中国故事』(角川選書)や木下順二氏の『中野好夫集』(日本…

『愛你』が18年ぶりにヒットしたって

YouTubeで中国語の動画をいろいろと視聴していたら、偶然この動画を見つけました。台湾の歌手で女優の王心凌(ワン・シンリン/シンディー・ワン)往年のヒット曲《愛你》が18年ぶりに再び中国大陸でヒットし、その後に《從何說起》という番組でインタビュー…

台湾ファミマの入店音

先般、コロナ禍を挟んで三年ぶりに台湾に行き、しばらく過ごしました。その間毎日のように利用していたコンビニ“全家(ファミリーマート)”で、三年前とは違うある変化を見つけました。それはお店に出入りする際に鳴る音(入店音、あるいはジングルですか)…