インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

中国語を学ぶ

Adobe Premiere Proで文字起こしができちゃった

仕事柄、通訳教材を作るときや自身の語学の勉強のためにも、よく外語の動画や音声の「文字起こし」を行っています。いわゆる「ディクテーション(中国語:聽寫)」というやつです。その昔は「テープ起こし」などと称していて、文字通りカセットテープに録音…

AIを使って英語や中国語の会話を練習する

ChatGPTは文字でやり取りするほかに音声でもやり取りできる……ということで、ChatGPTと会話の練習をしてみようと思いました。やりかたはネットや既刊本にさまざまな方法が書かれています。まずはパソコンのChromeに拡張機能の“Voice control for ChatGPT”を入…

オンライン中国語会話

オンライン英会話を1年続けてほぼ習慣化できたようなので、今度はオンライン中国語会話もやってみようと思いました。私はおおよそ30年前から中国語を学び始め、20年くらい前からは仕事で中国語を使ってきました。が、あろうことかあるまいことか、いまだに…

シンクロニシティ

ふだん通勤列車のなかでは語学のアプリに取り組んでいるのですが、仕事であまりに疲れた日などはそこまで学習意欲がわかないこともあり、そんなときはよくYouTube動画を見ています。先日はたまたまアプリを開いて一番最初に出てきたこのショート動画を見まし…

必要になってから外語を学んでもいい

“What languages are usually taught in schools where you live?(あなたが住んでいる地域の学校では、通常どのような言語を教えていますか)”ーーオンライン英会話でengooのニュース教材を使っていたら、こんな質問がありました。そうチューターに問われて…

中国語でアルファベット

アルファベットをどう発音しますか。綴りを説明するとき、あるいは記号としてのアルファベット、型番や商品名などに含まれているアルファベットを読み上げるとき、日本語母語話者ならおおむね以下のように発音すると思います。 A(エー/エイ)、B(ビー)、…

語学をあきらめずに続けるには

「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」とは、言わずと知れたマンガ『SLAM DUNK』に出てくる安西先生のセリフです。このセリフはひとりバスケに留まらず、およそ人生のあらゆる場面に敷衍できるからこそ名言となっているわけで、とうぜん語学もその例に漏…

そういう歳なんだ

早朝いつものようにジムでトレーニングをしながらスマホのYouTubeで中国語の講演を聞いていたら、作家の鄭執氏がお父上のお話をされていました。鄭氏ご自身が30歳代なかばですから当たり前といえば当たり前なのですが、父上の生まれ年が私とそれほど変わらな…

王菲を知らないって

先日留学生の通訳クラスで「その時代の流行歌」という話題が出てきたので、私が中国語を学んでいた頃は歌手の“王菲(ワン・フェイ/フェイ・ウォン)”が人気でした……と言ったら、なんとほとんどの華人留学生がその名前を知りませんでした。「センセ、“網飛(…

AIとの恋愛

職場の同僚から「ちょっと“creepy(気持ち悪い)”かもしれないけど」と送られてきた、こちらの動画。アバター姿のAIと英語で会話して、そのAIに恋愛にも似た(というか恋愛そのもの?)感情を抱く中国の人々のお話です。私も思わず「気持ち悪い」とつぶやい…

Grammarly

自分の書いた英文をAIが添削してくれる“Grammarly”というサービスがあります。無料版と有料版があって、無料版でも冠詞や前置詞の間違い、スペルチェック、記号の使い方、語彙の適否などをチェックしてくれるので、英文を書くときにはとても重宝します。詳し…

go-go years

《紐約時報中文網》のこちらの記事を“中英雙語”で読んでいたら、印象深い表現に出会いました。 In China’s go-go years of miraculous economic growth, straddling the 1990s to mid-2010s, poverty wasn’t a topic that people paid much attention to. 從…

NYTを“中英雙語”で読む

いつも愛読している冬木糸一氏の『基本読書』で紹介されていた橋本大也氏の『英語は10000時間でモノになる』を読んでいたら、ニュースを読むことについてこんなことが書かれていました。 日本のニュースやバラエティ番組は、グローバル視点で見ると知ってい…

語学の上達はメンタルブロックを破壊できるかどうかにかかっている

勤め先の学校は新学期を迎え、今年も世界中から留学生が新たに入学してきました。私が担当している学科も昨日が入学式で、コロナ禍でしばらく途絶えていた中国大陸からの学生さんも見かけるようになりました。入学式後のオリエンテーションで、担当の先生方…

情報に振り回されず英語を学びたい

年初に「今年は英語を重点的にテコ入れしてみよう」と思い立って、いろいろな学習メニューを日々の暮らしのルーティンに組み込んできました。といってもいわゆるスキマ時間をできるだけ活用するという程度の工夫ですが。もともと早起きでしたが、それをもう…

能楽と儺戲

早朝、いつものようにジムでトレーニングしながら台湾の作家・蔣勳氏の講演音声を聞いていたら、中国古代の伝統芸能である“儺戲(nuóxì)”と日本の能楽とのつながりについて話されていて(34分あたりから)、思わずダンベルが止まりました。www.youtube.com…

オンライン中国語会話

オンライン英会話が何とか続いているので、オンライン中国語会話も試してみようと思いました。私は日常的に中国語を用いる仕事をしてはいますが、現在メインで行っているのは中国語から日本語方向への通訳や翻訳の教育です。学生さんは圧倒的に中国語母語話…

AIを使った英会話アプリ「Speak」

アメリカのベンチャー企業「Open AI」が開発したChatGPTが話題になっていますが、「テレ東BIZ」でその教育への応用例(!?)が紹介されていました。「!?」をつけたのは、その使い方が少なからずこれまでの教育のあり方に変革をもたらすだろうなと思うと同時に…

言語学習と「〇〇的なるもの」への理解

きのうの東京新聞朝刊にロシア文学研究者・沼野恭子氏の記事が載っていました。はっきりとは語られていないものの、昨年から始まったロシアによるウクライナ侵攻によって、ロシア文学の研究者やロシア語を学んでいる学生にも影響が及んでいることがうかがい…

もう少し中国語のことを知ってくださったら

ちょっと前にケイレブ・エヴァレット氏の『数の発明』を読んでいたら、こんな記述が出てきました。 世界では今も昔も、さまざまな計算盤や計算機が使われていて、これを使えば使用者にとっては明らかに便利だ。日本の計算機(何世紀も前に中国のスアン・パン…

英語の教材や学習コンテンツの多さにおののく

今年は英語の学習にもう少し力を入れようと年始に思い立って、いろいろと試してきました。ひと月ほどいろいろと手を出しはじめてみてあらためて思いましたが、英語ってほんとうにたくさん教材があるんですね。昔からある紙素材(書籍)のテキストや単語帳や…

“下”の音が聞こえない

留学生の通訳クラスで使える映像教材を探していて、こちらの動画に行き着きました。なぜインドの人たちはカレーを食べるのか? というお話。なかなか興味深いです。www.youtube.comこうした動画にはよく中国語の字幕がついていますが、私はまずはそれを見ず…

ディクテーター

はてなブログ、今週のお題は「わたしは○○ナー」だそうです。「○○ナー」ではなくても、要は「〇〇が好きな人」的なネーミングでいいそうなので、そういうことなら私は「ディクテーター」かなと思いました。ディクテーション(Dictation)、つまり音声を聞いて…

やりたいことをできることに変えていかない限りは、できることを仕事にできない。

タレントの小島瑠璃子氏が「中国での活動を見据え、来年から中国の大学に留学します」と発表しました。……って、私は日本の芸能界についてまったく疎い人間なので、氏がどういう方だかもほとんど存じ上げないのですが、ChromeでGoogleニュースを何気なく開い…

NHKのロシア語番組が終了というニュースに接して

『デイリー新潮』に、「NHK『ロシア語番組』終了の波紋」という記事が載っていました。Eテレのロシア語講座「ロシアゴスキー」が今月で終了するのはウクライナ侵攻の影響かとの憶測を打ち消す一方で、日本におけるロシア語教育の危機を訴える研究者の声を紹…

文化に興味があるわけじゃない

先日、フィンランド語のオンラインクラスに出ていたら、先生が「私は別にフィンランドの文化や観光に興味があってフィンランド語をやったわけではないので……」とおっしゃっていました。ではどんな動機で学ばれたのかについては聞けなかったのですが、たぶん…

音感のよしあしと語学の向き不向き

昨日「音感が悪いと良い翻訳はできない」という作家・村上春樹氏のインタビューをご紹介したんですけど、私はこれ、語学全般についても言えるんじゃないかなと思いました。村上氏は「別に声に出さなくても、目で読みながら耳で聴く」とおっしゃっています。…

「ウヨい」方々について

私はブログをこの「はてなブログ」のサービスを利用して書いているのですが、「はてな」には面白いブログがたくさんあります。特に「週刊はてなブログ」で毎週発表されている「今週のはてなブログランキング」には、その週に最も多くブックマークがついた記…

その語学における勘所みたいなもの

先日フィンランド語教室のオンライン授業に参加しようとZoomで待機していたら、いつも授業が始まる前に映っている共有画面にこんなことが書いてありました。 1.単語:単語を覚える。 2.文法:言語の仕組みを理解し、どの語形になるかを知る。 3.語形変化…

英語独習法

こんな泥臭くて面倒な「語学」という営みに、全国民が小学校からなかば追い立てられるように狂奔していていいのだろうかーー。語学業界にいながら、私はそんな疑問が常に頭を離れません。ですから、この本を読み始めてすぐにこんな記述があり、おもわず「そ…