インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

くらし

そんなに謝らなくても

昨日の東京新聞朝刊、諸岡カリーマ氏の「本音のコラム」。先日の雪で朝刊の配達が遅れる可能性があることを謝罪していた同紙に、ちょっとした違和感を覚えたとのこと。私もおなじように感じていました。さらに諸岡氏が指摘されている、ほんの数分の電車の遅…

空き家をもっと流通させていければいいのに

先日休みの日に散歩がてらちょっと遠くのスーパーまで歩いて行きました。住宅街を通り抜けていくのですが、途中に古い大きなお屋敷があって、お庭に巨大な木蓮の樹が植わっており、春には大ぶりな(でもチューリップみたいでかわいい)白い花がたくさん咲き…

セカンドキャリア本をあれこれ読む

現在勤めている職場はあと数年で「定年」になるので、最近はよくセカンドライフやセカンドキャリアについて考えます。実際には定年後も嘱託や非常勤で働き続けることもできるのですが、コロナ禍でどんな業界にも様々な変化が訪れている昨今、あれこれと考え…

視力がいいのに老眼なのはなぜ?

朝起きて新聞を読もうと思ったら、文字が少しぼやけて見えました。老眼鏡はかけているのに、です。これはまた一段と老眼が進んだかしら、それにしては急すぎるな……としばらく不安な気持ちで読んでいました。落ち着いて確かめてみると、左目だけが焦点が合っ…

歩きながら考える

もうひとつ、レベッカ・ソルニット氏の『ウォークス 歩くことの精神史』から。序章に出てきた「クリック一つで知のすべてをお約束します」という惹句がおどるCD-ROM版百科事典の広告についての話にもいろいろと考えさせられました。「クリック一つで」とその…

筋トレとの距離感

ネットで検索をしているときに偶然見つけた、朝日新聞デジタルマガジン&[and]の「筋トレとの距離感」という連載記事を興味深く読みました。「筋トレブーム」にどちらかというと懐疑的な見かたをする、あるいは冷静な対応を勧める「筋トレ関係者」の意見を紹…

アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

「そもそもお金とは何か」から始まって、就職、転職、キャリア選択、貯金、会計、借金、投資、税金、保険はもとより、破産や詐欺、さらには老後資金にいたるまで、お金に関する基礎知識をわかりやすく解説した一冊です。ごくごく初歩的な基礎知識しか書かれ…

人混みが苦手です

自宅近くの豪徳寺へ初詣に行ったら、山門から本堂まで行列ができていました。人混みが苦手な私はそれだけで帰りたくなるのですが、そこはそれ「他の人だって多分同じ気持ちだろう」と思い直して列に並び、参拝を済ませて、毎年「破魔矢」がわりに買っている…

昨年やめたもの三つ

お酒 昨年の夏に「ソバーキュリアス」という言葉に出会って、ふっつりとお酒を飲まなくなりました。それまでにも何度もやめようと思って休肝日を設けたり、飲酒量をセーブしようとして一度も成功しなかったのに、「ソバーキュリアス」という言葉ひとつであっ…

マクドナルドとの再会

『反逆の神話』を読みながら、いわゆる「マクドナルド化」への批判に対して、その批判が必ずしも世の中の実態を正確に踏まえていない可能性について考えました。マクドナルドに代表されるような巨大フランチャイズやチェーンが地域の文化を壊し、大量生産さ…

「どこもかしこも同じ店ばかり」か?

ジョセフ・ヒース氏とアンドルー・ポター氏の共著『反逆の神話』には、こんな一節もありました。 アメリカ合衆国を旅してまわる人は、どこもかしこも異様なほど同様であることに強く印象づけられずにはいられない。どのショッピングセンターにも、ほかのどこ…

音楽を聴かなくなった

かつて、音楽CDをたくさん持っていました。専用の大きなキャビネットを持っていたほどで、東日本大震災のときには上に載せていたステレオセットとともに倒れて、職場から徒歩で帰宅したら大変なことになっていました。そのキャビネットもステレオセットもい…

近くて遠い横浜

横浜能楽堂に喜多流のデジタル若者能を見に来たので、その前にいわゆる「町中華」でお昼ごはんを食べました。JR石川町駅から歩いて10分ほどの奇珍というお店です。ネットの情報では行列するほど混んでいるとのことでしたが、行ってみたら空いていてすぐに食…

自分でパンを焼き羊毛を紡ぐ

公害を生みだしてしまったような「大量生産・大量消費」にあらがって「低生産・低消費」の生活を実践しながら模索する。それをテーマの一つに掲げて運営されていた水俣生活学校での生活は、とても楽しいものでした。qianchong.hatenablog.com以前からやって…

異議申し立てと逸脱の混同について

もうすぐ2022年を迎えようという今となってはちょっと信じられないくらいですが、かつて喫煙がほとんどどこでも自由に行われていた時代がありました。ほとんど、というのは病院など医療施設や小中学校の施設内などではさすがに行われていなかったような記憶…

着るものがどんどんシンプルになっていく

先日、書籍を大幅に「断捨離」したのに引き続いて、服も大胆に整理しました。もともと私はファッションセンスのない人間で、かつファッションそのものにあまり興味がないこともあって、持っている服も元来がそれほど多くはありませんでしたが、それでもここ…

「農的な暮らし」を志向したことがあった

1989年、大学を卒業したものの路頭に迷っていた私は、九州のとあるフリースクールで共同生活を始めました。このフリースクールは「水俣生活学校」といって、水俣病事件における患者支援や調査研究などを行っていた財団法人・水俣病センター相思社の一部門と…

お金を払う側だけれどもお礼を言う

年末の大掃除シーズンを迎え、仕事の合間に不用品の整理をしています。先週末は書籍を大胆に「断舎離」してネットの古本屋さんに段ボール箱で三箱ぶん送りました。集荷に来てくれた宅配便のお兄さんも、さすがに三箱いっぺんに持って行けそうになかったので…

トレーニングで得られる「安心」

先週後半は忙しくて、日課になっているジムでのトレーニングができませんでした。すると案の定、腰が痛くなる。どんなに気をつけて職場ではVariableのバランスチェアに、自宅ではVivoraのバランスボールに座って対策をとっていても、「やつ」はやってくるの…

Twitterに世論はあるか

Twitterをやめてみて、いや、Twitterから降りてみて(この「降りる」という感覚が個人的にはしっくりきます)ここのところ感じているのは、世の中の動きを把握しようとする際にSNSのタイムラインに頼るのは、やや安易な方法なのではないかという点です。もち…

ソバーキュリアス120日

お酒を飲まなくなってから120日目になりました。この間、習慣化のために毎日記録をつけ続けてきたのですが、完全に習慣化されたのでもう記録は卒業してもいいかもしれません。習慣化できてみてから振り返ってみると、どうしてかつてはあんなにお酒を飲まずに…

セカンドキャリアを考える

いまの仕事も定年まであと数年、「セカンドキャリア」を考えるべき年齢になりました。というか、実はもう何年も前から、どうやって引退しようか、その後の暮らしはどうしようかと自分なりに考えてはきたのです。でも、いまのところはハッキリとした形になっ…

Twitterでいかに時間をつぶしていたか

Twitterを使わなくなってから気づいたのは「時間が余る」ということでした。いかにこれまでTwitterで時間をつぶしていたかがわかります。いや、時間が余るというのはあまり正確ではなくて、あいかわらず毎日忙しくてもうちょっと余裕がほしいと思っているの…

トレーニングは自分との対話

ジムのパーソナルトレーニングで、インターバルの時間にトレーナーさんと話していたら(カタカナが多いですね)、トレーナーさんが「トレーニングは自分との対話です」と言っていました。はい、名言いただきました。トレーナーさんいわく、体幹トレーニング…

ゲームの世界に入り込めない

留学生の通訳クラスで、ボキャブラリー増強のためにいろいろなジャンルの言葉を中国語と日本語の両方で集め、覚えています。先日は趣味に関する語彙をみんなでシェアしたのですが、やはりいまどきの留学生のみなさんは、ゲームが大好きという方が多いようで…

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

最近、仕事でも私生活でもいろいろと「捨てる」場面が続いて、さびしいような、でもその一方でさっぱりしたような、不思議な感覚にとらわれています。ものを捨てる、いわゆる「断捨離」みたいなのは、私はけっこう抵抗がなくて、あまり執着せずにぼんぼん捨…

忘れ物をなくすために

週末に、眼鏡をなくしました。ふだん眼鏡をふたつ使っていて、ひとつは常につけている眼鏡、もうひとつは文字を見るときに使う老眼鏡です。なくしたのは常にかけているほうの眼鏡で、なぜ「常にかけている」のになくしたのかというと、最近は老眼がすすんで…

さよならTwitter

自分にとって本当に必要なものだけを残して、いわゆる「断捨離」を試みる際に、思い出がじゃまをするということはよくあります。冷静になってよく考えれば、いまとこれからの自分にはもう必要がないものなのに、そのものとの付き合いがそれなりにあったため…

席を譲られました

昨日、仕事の帰りに電車に乗っていたら、高校生くらいとおぼしきお兄さんに席を譲られました。次の駅で降りる予定だったので「ありがとうございます。大丈夫です」と言ったのですが、とても新鮮な体験でした。だって、生まれて初めて電車で席を譲られたんで…

Amazonの注文履歴を振り返る

ジョシュア・ベッカー氏の『より少ない生き方』を読んでいたら、Amazonの注文履歴を確かめるという話が載っていました。 アマゾンの注文履歴を見て愕然としたことが、オンガロ夫妻にとって自分を知る大きなきっかけになった。共働きで子供のいない夫婦が、や…