インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

くらし

炊事に飽いたわけではないけれど

ほぼ毎日、お弁当と夕飯を作っています。私は買い物や後片付けも含めて炊事が大好きな人間で、これまでは特につらいとも面倒だとも思ったことはなかったのですが、最近はちょっと考えを改めました。その理由は一日のうちで自分が自由に使える時間、特に自分…

『チョンキンマンションのボスは知っている』を読んで

香港は九龍半島の突端、メインストリートである彌敦道(ネイザンロード)に面して重慶大廈(チョンキンマンション)という有名かつ巨大な雑居ビルがあります。下層階には両替商や貴金属店や飲食店などが入っていて、上層階は安宿やいろいろな事務所になって…

もうキャッチアップし続けなくていい?

「週刊はてなブログ」の「今週のはてなブログランキング〔2020年11月第1週〕」で第二位になっていたこちらの記事を読んで、いろいろなことを考えました。さすがに達人の文章は読み応えがありますねえ。yashio.hatenablog.comひとことで要約してしまうのも乱…

「なにもない」に戻っていきたい

大学生の頃に、アルバイト先の女性スタッフ(別の大学の学生さん)とこんな会話をしたことがありました。血気盛んな私が「いつかこの世界に爪痕を残すような仕事をしたい」と言ったら、その学生は「えー? 私はできるだけ何も残さないようにしたいけど」と言…

外語の報道から日本を見つめよう

先日、Twitterのタイムラインでこちらのツイートを拝見しました。「政治報道の劣化が政治の劣化を招いた」。本当に、その通りだと思います。菅総理の支離滅裂な国会答弁を聞いていると、7年8カ月もの間、1日2回の官房長官会見をこなしてきたとは到底思え…

GoToキャンペーンの「はしたなさ」

とある新聞の投書欄に、こんな趣旨の意見が載っていました。「最近のテレビのワイドショーでは『GoToキャンペーン』の話題が花盛りで、いかに特典をうまく使うかの紹介を競っているが、本当に困っている人はそれどころではない……」と。私も、景気を刺激する…

丁寧に考える新型コロナ

岩田健太郎氏の『丁寧に考える新型コロナ』を読みました。「もう、『分かったつもり』はやめよう!」と帯の惹句にあるとおり、検査について、マスクについて、リスクヘッジについて……感染症専門の臨床医の立場から丁寧に説明されている本です。書名のとおり…

スーパーでケチにならなくてもいいかな

ジムの休憩時間中に、トレーナーさんと「人はなぜスーパーでケチになるのか」について話をしました。お店で飲むときなど、ひと皿800円程度の料理だったらぽんぽん注文しているくせに、スーパーでひとパック800円のお肉にはなぜ手が出ないのかと。当たり前じ…

喫煙者を応援しよう

私の勤務場所のひとつは東京の新宿にありまして、朝の通勤時に駅から職場に向かう途中、大通りと並行して走る裏道では毎日こんな光景が見られます。この通りは行政区分上、渋谷区に属していて、区では「屋外の公共の場所では喫煙しない」「たばこは決められ…

『生きる技法』とお金の使い方

安冨歩氏の『生きる技法』を読みました。200ページ弱の薄い本ですが、とても感銘を受けました。この本はまず冒頭で「自立とは依存することだ」という命題を掲げています。そして、依存する相手が増えるほど人はより自立し、減るほど人はより従属するというの…

BEYOND TOFU シュレッド

あの「ザクとうふ」にはじまり、豆腐のさまざまな可能性を追求し続けてこられた「相模屋」さん。豆腐大好き人間としてはスーパーで新商品を見かけるたびに購入して応援しています。最近の筋トレブームにあやかってか、先日は「たんぱく質のとれるとうふにゅ…

コロナ禍が対中観に与えるかもしれない影響

国産ジェット機の開発が事実上凍結。携わってこられた方々からすれば無念だとは思いますが、一度走り始めたらどんなに無理筋でも止まらないというこの国にしては、まだまだ賢明なトップはいるのだと思わせてくれて、かすかな希望を感じたニュースでした。thi…

「筆洗」の裏側を見せていただきました

今朝の東京新聞に「筆洗子」氏がその舞台裏を披露されていました。筆洗子は朝刊一面コラムの「筆洗」を執筆されている方だそうです。新聞や雑誌やなどの編集者がご自分のことを「編集子」と呼ぶことがありますから、筆洗子の名もその倣いなんでしょうね。「…

バーミキュラのフライパンで餃子を焦げつかせずに焼く

バーミキュラのフライパンを購入したのち、初手から餃子を盛大に焦げつかせて挫折を味わい、その後何度もチャレンジするなかで「道具を使う際にはまず取扱説明書を熟読玩味せよ」というごく当たり前の真理を遅まきながら再発見した私ですが……。qianchong.hat…

ごく普通の人のための筋トレ

先日、仕事先で「あれ、ちょっと太りました?」と聞かれました。コロナ禍でリモートワークや在宅勤務が多くなったため、しばらく直接はお目にかかっていなかった方からです。「いわゆる『コロナ太り』というやつですかね」と返しましたが、たしかに体重は増…

石炭の思い出

Twitterでヒロヲカさん(@shirlywang)が「たどん」についてアンケートを取ってらっしゃいました。今のところ「わかります」と「わかりません」が半々くらいのようです。さてここで質問です。「たどん」と聞いてすぐに条件反射的にググらずにそれはどのよう…

きっと親から吹き込まれたのだろうと想像します

ジムのトレッドミル(ランニングマシン)で走っている時に、YouTubeで「一月万冊」を見ていたら、ものすごいエピソードに遭遇しました。参議院議員・木村英子氏のお子さんのお話です。東大教授と語る【菅総理の学歴ルサンチマン】学歴なんか関係ない!の菅首…

他人の「単純リツイート」と「いいね」はノイズだと思います

今日、Twitter Japanがこんなツイートをされていました。「10月20日から少なくとも大統領選の投票が行われる週まで」の措置だそうです。アメリカの大統領選挙を前に、誤った情報の拡散を防ぐため、日本時間9日深夜にポリシーと機能の一部に変更を加えると発…

なぜ人は「老害」になるのか

先日、「老害」に関する二つの記事を読みました。高須賀氏の「なぜ人は、仕事を辞めると劣化してしまうのか。」と、その記事を受けて書かれた熊代亨氏の「スーパー、コンビニ、タワーマンションは『老害製造装置』。」です。 blog.tinect.jp blog.tinect.jp …

モバイルPASMOがいつの間にか実現してた

昨年、こんなブログを書きました。モバイルSuicaはとっくに普及しているのに、モバイルPASMOはなぜ実現しないのかと。 qianchong.hatenablog.com で、ここのところオンライン授業などへの対応で「てんてこ舞い」の日々を送っていたのですが、ふと気づいたら…

馬告入りのパイナップルケーキ

10月1日は中国語圏における「中秋節」ということで、友人から月餅ならぬパイナップルケーキが送られてきました。ありがとうございます。この友人のそのまた友人が、台湾でお菓子作りをされているそうで、その方が中秋節用に特別に作ってくださったそうです…

アトピーの寛解

「かゆみ」の多い生涯を送ってきました。大学生の頃に軽度のアトピー性皮膚炎と診断されてから、つねに「かゆみ」が暮らしとともにありました。さいわい「軽度」だったので強い薬を使うほどではありませんでしたが、一時期はかなり厳格な食餌制限を強いられ…

「新聞は読むな」という意見に対して

先日、ある方の本を読んでいたら「新聞は読むな」という趣旨のことが書かれてありました。語学の勉強など目的のある場合は別にしても、情報を手に入れるという観点からは時間の無駄だからだそうです。1日は24時間しかなく、その時間をできるだけ有効に使う…

若いうちに借金してでも食べておく

仕事で都心にでかけまして、お昼休みに仕事場近くのラーメン屋さんに入りました。このお店は十年以上前、一時期足しげく通ったお店でした。魚介豚骨系の濃厚な味が特徴のラーメン屋さんです。本当に久しぶりに入ったので、お店特製の「全部乗せ」的な一杯を…

語学も筋トレも階段状に上達していく

先日のパーソナルトレーニングで、ベンチプレスがやけに軽いと感じました。トレーナーさんからは「8回×3セット」と言われていたのですが、1セット目がかなりすいすいと上がったのです。2セット目、3セット目もクリア。「これ何キロですか?」と聞いたら…

ひとりでパフェを注文できない?

今朝の東京新聞、連載四コマ漫画の『ねえ ぴよちゃん』はこんな話でした。なるほど、大の男が「期間限定グランドデラックスパフェ」を頼むのは恥ずかしいというわけです。深読みすれば、お父さんは一人でこのパフェを注文するのは恥ずかしいから、ぴよちゃん…

これからの男の子たちへ

昨夜遅く、録画しておいたテレビ番組を見ようとテレビをつけたら、ドラマ『半沢直樹』をやっていました。これまで一度も見ていないので話の筋はわからないながらも、なんだかテンポよく「謎の解明」みたいなのが続くのでしばらく見ていました。が、登場する…

ゼロミート

先日、仕事の帰りにスーパーに寄ったら、精肉売場で「ゼロミート」という商品のキャンペーン販売をやっていました。大豆を使用したハンバーグやハムやソーセージとのことで、興味を引かれて買い求めてみました。 ネットで調べてみたら、これらの商品は大塚食…

中高年にとっての筋トレ

「現代ビジネス」のウェブサイトで、俳優の大村崑氏が筋トレをされているという記事に接しました。御年88歳。年齢は違うけれど、記事を読んで大村氏のおっしゃることに首肯することしきりでした。私も数年前の、腰痛と肩こりと不定愁訴に喘いでいたあの頃の…

語学の達人の言葉に注意する

先日、フィンランド語のオンライン講座に出ていたら(最近はずっとオンライン)、先生がかつての教え子でフィンランドに留学し、現在はあちらで結婚されている方の新聞記事を紹介してくれました。その生徒さんはその昔、私たちと同じように週に一回のフィン…