2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は晴れてよかった。洗濯して靴を磨いてクリーニングに出していた服を取りに行って、で、仕事。夜まで字幕。 昼ごはんは、先日見た『胡同愛歌』に出てきた“西紅柿雞蛋(トマトと卵の炒め物)”を細い冷やしうどんの上に乗せたもの。映画を見てから食べたく…
前歯を固定していた細いワイヤーを取り、再度ゴムで全体をぎゅぎゅっと絞める。先生によると、いよいよ最終段階だそうだ。次回か、その次あたりからブラケットをはずすための準備(まだ準備段階なのね……)を始めるという。ついにブラケットから解放される日…
毎日十三時間労働+土曜日も出勤という状況がつづいて疲労困憊しているので、せめて週末だけでもととあるワインバーへ向かう。一人で行ってもあまり楽しくないけれど、今日はなんかこう、栓を抜きたい気分なのよ。 週末だから店内はごった返していたけれど、…
中日訳の授業三回目。台湾芸能人のインタビュー、逐次通訳。 これは実際に私が受けた仕事を再現した教材だ。音源は某所から入手したもので、日本人インタビュアーの質問、台湾芸能人の回答、それに通訳者の音声まで入っているとてもリアリティのあるもの。授…
通訳スクールの教材で、この映画の監督にインタビューしたものを使う予定なので、見てきた。いやあ、よかった。オーソドックスな“故事片”で、その手法は少々古くさささえ感じるほどだけれど、人間の描き方が素晴らしい。こういう人物群像を演出し、演じるこ…
教職についてふた月足らず。よくもまあ次から次へと色々なことが起こるよなあと思う。 五月に入って、全生徒が参加する合宿に行ってきたのだが、午前三時にたたき起こされる。生徒の一人が酒を飲んで暴れているという。この生徒が暴れたのに全く理由がなくは…
「青年団」の平田オリザと北京人民芸術劇院の李六乙が共同で戯曲を書き演出するというプロジェクト。日中双方の俳優が出演し、日本語と中国語が混在したセリフになっている。 【ネタバレがあります】 劇場に行ってみると一番前の席で、シートに資料が置いて…
日本人とおぼしき男性の中国語が、そして相手役の欧米人とおぼしき女性の演技が、なんだかとっても奇っ怪*1。男性は“我馬上過來(すぐにうかがいます)。”と言っているのだが、これまでになかったタイプ*2で、ある意味すごく新鮮。 欧米人の話す北京語を、中…
大塚ベバレジの「天空烏龍茶」。CMに中国語(北京語)が使われているのだが、サントリーとのあまりの違い──世界観というか美意識というか──に気が遠くなるほどだ。 http://www.otsuka-bvrg.co.jp/products/tenku/04.html 中国語をCMに使って日本人消費者へいか…
こちらもディクテーションで拾った言葉。“口條”を辞書で引いても「タン*1」くらいしか意味が出ていないが、これはセリフ回しなどのうまさを表す言葉。“口條很好”なら、「弁舌さわやか」とか「滑舌がいい」などと訳せるかもしれない。 *1:「タン塩」の「タン…
通訳教材用のインタビュー音声をディクテーションしていたら、“橋段”という言葉が出てきた。ドラマなどの“劇情”や“情節”(ストーリー)、あるいは「場面」くらいの意味だ。“段”というくらいだから、たぶん京劇あたりから出てきた言葉だろうと思って調べてみ…
アメリカと日本の大学の違いを紹介し、安易な留学計画に潜む落とし穴を縷々解説した本。 約四千校もあるアメリカの大学には、私立の名門校のほか、日本の公立大学とはずいぶん趣の異なる「州立大学」、「全人教育」を目的としたリベラルアーツ・カレッジ、誰…
あの「漢委奴國王」という文字が刻まれた、国宝・金印が、実は江戸時代の半ばに偽造された贋作だったという主張。読み始めてすぐに「黒幕」が誰だか分かってしまうが、推理小説を読んでいるみたいでかなりおもしろい。
ポッドキャストの《反波》を聴いていたら、“無大所謂唄”と言っていた。わははは。 “無所謂(どうでもいい、こだわらない、ことさらに取り上げることでもない)”に“大”を挟み込んで強調したのだ。語気を強め、かつおどけた感じのする助詞“唄”もついているから…
何だかかなり恥ずかしいのだが、昨年夏以降、斜め読みも含めて「斎藤佑樹関連本」を何冊か読んだ。中でもこれは出色の一冊。 「明鏡止水」にして「去華就実」、「一服の清涼剤」と言い止める一方で、市川雷蔵や三浦友和を持ち出してたたみかけ、返す刀で写真…
id:akuninさん一時帰国記念ということで、id:Tpongさん、id:suikanさんたちと、おじさんばかりの飲み会。例によって時間があっという間に過ぎました。 ここ数年、都心で中国語を耳にする機会がぐぐっと増えましたねという話の延長で、私が「中国人が、『これ…
書店でさる中国人経営者の本を立ち読みしていたら、この言葉が載っていた。「下問を恥じず」、論語の言葉だ。目下の者や後輩に聞くことを恥じない、知らないことは知らないとし、何事も謙虚な態度で学ぶ、くらいの意味(だと思う)。日本語だと「聞くは一時…