大塚ベバレジの「天空烏龍茶」。CMに中国語(北京語)が使われているのだが、サントリーとのあまりの違い──世界観というか美意識というか──に気が遠くなるほどだ。
http://www.otsuka-bvrg.co.jp/products/tenku/04.html
中国語をCMに使って日本人消費者へいかに訴えるか。これをどれだけ考え考え考え抜いているか、両社のCMを比較するとその違いは歴然としている。
何の根拠もない邪推だけれど、大塚のは日本人スタッフのみが頭だけで考えたCMだ。対するサントリーには、日本人の嗜好・志向に通じた「やり手」の中国人が一枚噛んでいるはず。そしてそれを信じて大胆なプランニングにゴーサインを出す、頭の柔らかい日本人ディレクターがいるはず。間違いない。