インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

もはやデジタルネイティブとかそういう話ではなくて

語学教師の同僚と雑談していて「紙の辞書」の話題になりました。最近の学生さんは紙の辞書を使わないですね、などと話していたところで「ああそうか」となにか妙に腑に落ちるというか、カタンと音を立てて何かが組み変わったような気持ちになりました。紙の…

「将来の目標は音楽で売れて皿洗いをやめること」とは言わないほうがいいかも

最近はめっきりテレビというものを見なくなりましたが、毎週土曜日の夜に放送されている「地域密着系都市型エンタテインメント」を標榜する某番組だけは昔から好きでよく見ています。毎週ひとつの街を選んで徹底的に紹介するというこの番組、先日は私がよく…

鉛と亜鉛

中日通訳のクラスで教材にいくつかの元素名が出てきたことにちなんで、中国語と日本語の元素の読み方を学習してみました。中国語の元素名は基本的に漢字一文字ですが、日本語は漢字一文字のもの(金とか鉄とか)もあれば、二文字のもの(水素とか酸素とか)…

おとなりで解体工事が

自宅のポストに「建物解体工事のご案内」というチラシが入っていました。私が住んでいるアパートの隣に3階建ての大きなお屋敷があるのですが、これを取り壊すのだそうです。こちらのお屋敷、その大きさからして以前は大家族でお住まいになっていたようです…

人生の最後に残るのはお金ではなく思い出

私は間もなく定年を迎えます。いま勤めている職場は還暦が雇い止めで、その後も再雇用などの道はありますが、いったんこれで宮仕えはおしまいになります。とはいえ、若い頃から就職したり就職し(でき)なかったり、転職したり失業したりフリーランスになっ…

かつて電話というものがありました

先日の朝、携帯電話を手に取ったら、知らない電話番号からの不在着信が入っていました。しかも真夜中に二回連続で着信しています。非通知ではない、こういう電話番号が表示されるタイプの不在着信はたいてい宅配業者さんからの問い合わせであることが多いで…

Camblyの履歴ビデオに文字起こしが加わった

オンライン英会話のCambly、何度も挫けそうになりながらもまだ続いています。畢竟、外語学習というのは挫けそうになったり心折れたりすることの連続がデフォルトみたいなものですから、「妖怪あきらめ」(©奈倉有里氏)が出てきてもやすやすとその誘いに乗ら…