インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

胡同愛歌

  通訳スクールの教材で、この映画の監督にインタビューしたものを使う予定なので、見てきた。いやあ、よかった。オーソドックスな“故事片”で、その手法は少々古くさささえ感じるほどだけれど、人間の描き方が素晴らしい。こういう人物群像を演出し、演じることができる中国の映画監督や俳優にはちょっと畏敬の念すら抱いてしまう。ここのところコピー遊園地だの毒入りラーメンだのというニュースばかりに接して気が滅入っていただけに、特に。★★★★☆。
http://www.focus-pictures.com/hutonaika.html