数量限定発売、一本千二百円だって。
昔中国語の新聞社に勤めていた頃、福建省は武夷山の岩茶についてコラムを書いてもらったことがある。その筆者によれば、世の中に出回っている「大紅袍(だいこうほう)」はその九割九分九厘が偽物、と言って悪ければ原木からとった茶葉ではないそうで。そりゃそうだ、原木は確か三本ほどしか残ってなくて、年間生産量が数百グラムというしろものだもの。
原木に接ぎ木だかなんだかをして、その後ほかに植え替えた木からとる……というのは超良心的なほうで、たいがいはその出所がかなり怪しいものばかりだと聞いた。
この烏龍茶、銀座の高級クラブあたりに需要がありそう。ホント、商売上手だなあ。
http://www.suntory.co.jp/softdrink/oolongtea/daikouhou/