インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

オンライン授業における「貢献」

Twitterとは疎遠になったといいながら、毎日タイムラインを見に行っている私。昨日はこちらのお二人によるやりとりを見て、あれこれと考えました。授業中聴く一方なのは「フリーライド」だという意識は、日本の大学生にはまだまだ薄いように思います。クラス…

習慣化のためにアウトライナーを使う

最近はTwitterをあまり使わなくなったのですが、たまにタイムラインをのぞきに行くと「おお!」と腑に落ちるツイートがあります。だからなかなか遠ざかることができません。困ったものです。昨日は千葉雅也氏がこんなことを書かれていました。ライティングの…

ソーダストリーム

この二週間近く、アルコールから遠ざかっています。これまでにも何度か飲まない期間を設けたことはあったのですが、一週間ほどしか続かない、あるいは休日にだけは飲むということがほとんどでした。平日も休日も、こんなにお酒から遠ざかったのは記憶にある…

フィンランド語 124 …日文芬訳の練習・その45

「ご存知でしょうか」に最初“tietää”を使っていたのですが、言葉を知っているということで“tuntea”に直されました。また、最後のフレーズを“muuttaa juomisen onnellisuudesta raittiuden onnellisuuteen”と、出格→入格にしていたのですが、動詞“muttaa”は目…

喜多流養成会

平日のお昼に、ぽかっと時間が空いたので、目黒の喜多能楽堂に出かけてきました。能楽喜多流の若手能楽師、まだ『道成寺』を披く前の二十歳代の方々が舞囃子や能を披露される会です。なかにはおひとり、ティーンエイジャーの方も。いずれも以前から舞台で拝…

宇宙人と出会う前に読む本

宇宙「各地」の「宇宙人」たちが集まる「惑星際宇宙ステーション」へ行ったと仮定して、そこで宇宙人たちと会話するとしたら、どのような基本的、かつ宇宙共通と思われる教養を備えておくべきか……という一冊。もちろん、それぞれの恒星系が絶望的なほど隔た…

フィンランド語 123 …共格と具格

新しい文法事項として「共格」と「具格」が出てきました。いずれも書き言葉のみで使われる格ですが、先生によると、古いフィンランド語の形式を残しているものなんだそうです。 共格 その名の通り、主に「〜と共に」を表す格です。これまでは“属格+kanssa”…

裾野を広げる

作家・演出家である鴻上尚史氏の『演劇入門』を読みました。演劇と、映像(映画やドラマ)あるいは小説との違いについて論じた部分など、なるほどと得心できる内容が多かったのですが、「終わりに(あとがき)」の部分に書かれていた「裾野を広げる」という…

ワクチンの2回目を打つ

昨日、新型コロナウイルス感染症のワクチン、2回目を打ちました。感染防止に対してワクチンが完璧ではないことは理解していますが、それでも一安心しました。2回目の接種後はかなりの確率で1回目よりも重い副反応が出ると言われていたのですが、いまのと…

もうちょっと現実的なところで社会情勢とリンクしてほしい

早朝から、ジムのパーソナルトレーニングに出かけてきました。ここのジムは朝10時から開いているのですが、休日の朝一番だと若いアスリートのみなさんはほとんどまだ出てきていないので、広いジムに私一人だけということもよくあります。というか、それを狙…

フィンランド語 122 …日文芬訳の練習・その44

「絞める(殺す)」の“tappaa”を一人称単数の過去形にした時、なぜか“tapasin”としていて、添削で“tapoin”に直されました。確かに“tappaa → tapa + i → tapoi + n → tapoin”ですね。「天国へ行けない」というのは「地獄に堕ちる」ということで“joudun varm…

ソバーキュリアス

「ソバーキュリアス(Sober Curious)」という言葉があります。お酒を飲めないわけではないけれど、あえて飲まない人、素面(しらふ)でいたがる人、というような意味だそうです。『「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本』という、そのまんま…

すべてはノートからはじまる

副題に「あなたの人生をひらく記録術」とあり、帯の惹句には「自分を変えたければノートをとれ!」とあります。見返しには「ライフハック」のようなやや軽薄そうに聞こえるフレーズが書かれており、何となく怪しい自己啓発書のような雰囲気ではあります。で…

マチズモを削り取れ

私がいまメインで奉職している学校は、もともと女子大だった建物を利用しているためか(現在は共学になっています)、男性用トイレが極端に少ないです。必要最小限というのか、とてもミニマムな仕様というのか。あ、今日はちょっと尾籠なお話なので、ご勘弁…

アウトライナーを使い始める

先日読んだ『ライティングの哲学』で大いに推奨されていた「アウトライナー」、さっそく使い始めました。ただし、この本ではアウトライナーの詳しい使い方までは説明されていないので、実際に使い始めるにあたっては、こちらの記事がとても参考になりました…

批判はもちろん必要だけれども

先日このブログで、「あなたの家で食事を作っている人は男性ですか、女性ですか」という世論調査の問いに対して、「女性」と「どちらかといえば女性」を合わせると実に94%もの高率になるという新聞記事を紹介しました。つまり、ほとんど炊事をしない男性が…

体育の授業がもっと有益なものになってほしい

ジムのパーソナルトレーニングで、トレーナーさんに「とにかくスポーツや体育の授業が嫌いでした」と言ったら驚かれました。「そんなふうに見えない」とおっしゃる。トレーニングでの、私の身体の使い方を見ていればわかるじゃないですかという感じですが、…

セルフレジがもっと普及してほしい

先日、早朝の人の少ない時間をねらってジムに行き、帰りにユニクロに寄ってショートパンツを買いました。開店間もない午前中の時間だったからか、お客さんは驚くほど少なかったです。みなさんステイホームに徹してらっしゃる。ちょっと後ろめたい気持ちにな…

ライティングの哲学

「書くのが苦しい」とおっしゃる4人の執筆者による『ライティングの哲学』を読みました。タイトル通り、書くことの苦しみから導き出されたそれぞれの「哲学」が語られていて、その哲学的思考の末にそれぞれがそれぞれの「書くことに対する諦念」みたいなも…

そんなに炊事がきらいなんですか

今日の新聞朝刊に、興味深い記事が載っていました。新聞各社が加盟する日本世論調査会が実施した「食と日本社会」という世論調査の結果です。いわゆる「ポテサラ論争」を踏まえた質問や、「孤食」、コロナ禍での外食の減少など注目ポイントは多いのですが、…

平成史ーー昨日の世界のすべて

区分された時代というものに、あまり意味を見いだせないと思っていました。例えば昭和や平成という元号で区切ったり、「19✗✗年代」のように10年ごとに時代を区切ったりして、「この時代は……」「この世代は……」などと論じるというやり方ですね。特に元号は単…

今年の夏休みは終わりました

お盆休みを利用して日本国内を旅行したいなと、ずいぶん前から準備していました。春の段階から副業の出勤日を調整してもらって、妻とも休みの日を合わせて、あまり人が集中しないような「渋め」のスポットを探して、そこに合わせて宿を予約して……。でも、多…

言語学バーリ・トゥード

川添愛氏の『言語学バーリ・トゥード』を読みました。私は氏のご本が発売されるたびにほとんど買って読んでいるのですが、今回はこれまでとはまた違った雰囲気の軽妙な文体で楽しめました。やっぱり言語学者というだけあって文章がお上手なのかしら……と思い…

「老害」を再生産させないために

いまのお仕事が定年になったら、そのあと何をしたいですか。先日トレーニングの休憩中に、トレーナーさんからそんなことを聞かれました。そうですねえ、また海外に留学して大学で学んでみたいです、と答えましたが、そうか、そういうことをお若い方から聞か…

フィンランド語 121 …日文芬訳の練習・その43

Tシャツの上に「〜と書いてあります」というのを、“kirjoittaa(書く)”ではなく“lukea(読む)”を使ってみました。「Tシャツの上に○○と読める」という方が「ネイティブっぽい」と以前教わったので。それから「人に聞かれる」というのも“minulta kysytään”…

メダルをめぐる「気持ち悪さ」

名古屋市長の河村たかし氏を五輪選手が表敬訪問してメダル獲得の報告をしたところ、河村氏がメダルにかじりついたとして問題になっていました。news.yahoo.co.jp私自身は五輪に何の興味もありません。それどころか近代五輪はすでにその役割を終えたので廃止…

画面を共有すると一発で伝わる

はてなブログで、興味深い記事を読みました。英語が苦手とおっしゃる筆者氏が、英語ばかりの環境の職場に入って駆使してきた「バッドノウハウ」を紹介するという記事です。バッドノウハウとは筆者氏によると「本質的には生産性はないものの、問題解決のため…

エンパシーという知的作業

ブレイディみかこ氏の『他者の靴を履く』を読んでいたら、SNSについてこんなふうに書かれている一節がありました。 SNSがふだんの生活では信じられないような非人間的な言葉が渦巻く場所になってしまうのは、匿名で書けるからというより、あまりにピュアに「…

結局、ウナギは食べていいのか問題

「土用の丑の日」というのがありますね。つい最近も7月の末にありました。近所のスーパーではその前の週あたりから「ウナギの蒲焼」に関するPOPが登場し、当日前後は蒲焼きの屋台が出るだの、どこどこ県産のブランドウナギが入荷するだのといった宣伝が行わ…

ワクチンの1回目を打つ

先日、ようやく新型コロナウイルス感染症のワクチン、1回目を打つことができました。私は東京都の世田谷区に住んでいるのですが、接種券が届いたのが約ひと月ほど前。すぐにネットの予約サイトに登録して直近で接種可能な場所を探しましたがどこも満員で、…