インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

たび

サ道とサ旅

タナカカツキ氏のマンガ『サ道』の第三巻を読みました。今回も「サウナ大使」のサウナ愛が炸裂して面白かったですが、日本のサウナに多いドライサウナ、なおかつ騒がしくて明るすぎるサウナが苦手とおっしゃる部分、私も同感です。 マンガ サ道~マンガで読…

「ポエムになっちゃった」看板のその後

門司港駅周辺を散策してきました。以前来たときは門司港駅の修復工事中だったのですが、すっかりきれいになっていました。構内の改札口にこんな看板があって「これは!」と思い出しました。確か今年の夏頃にブログの記事を書いたことがあったはずです。 そう…

しまじまの旅 たびたびの旅 108 ……大声の店主さんと常連びいき

北九州に来たからにはおいしいとんこつラーメンを食べなければなりません。ということで、地元の老舗、東洋軒に行ってきました。このお店に来るのは多分十年ぶりくらいです。お昼時で、店内は超満員でした。ほとんどが近所の常連さんや家族連れという感じ。…

しまじまの旅 たびたびの旅 107 ……リノベーション系ホテル

冬休みに入って、北九州市の実家に帰省しました。実家に帰省といっても、うちの家は昭和のはじめに建てたという「歴史的建造物(歴史的価値はないけど)」で、泊まるのも不便かつ年老いた両親が寝具などを用意するのも困難なので、いつも市内のホテルに泊ま…

「Meck大叔」氏が紹介する「麵線」

留学生の通訳クラスで使う“實況錄音”(吹き込みではなく、実際に華人が話している実況録音)の教材、その多くはYouTubeで見つけたものなのですが、先日も教材になりそうな映像(+音声)を探していて、ものすごく変わったチャンネルを見つけてしまいました。…

オーバーツーリズム

先日、所用で東京は銀座に行く機会があり、帰りにユニクロでセーターを買おうと思ってGINZA SIXの前にある旗艦店に立ち寄ってみたら、ものすごい数のお客さんでごった返していました。エスカレーターにもエレベーターにも長蛇の列ができており、それに対応す…

すてきな朝食屋さんの必要

「日本の朝にはカフェがない」。同僚の英国人講師から聞いた話です。彼は日本人のお連れ合いと一緒にゲストハウスを経営していて、海外からの観光客を受け入れているのですが、お客さんから一様にこう言われるそうです。日本に朝食を食べに行けるカフェがな…

サウナのあるところ

ヨーナス・バリヘル、ミカ・ホタイネン共同監督の映画『サウナのあるところ』を観ました。サウナに関するフィンランド映画、という情報のみで映画館へ向かったのですが、静謐な雰囲気の中に深い味わいを残す素敵な作品でした。【以下、一部に映画の具体的な…

料理に合わせるノンアルコールの飲み物

ヘルシンキでは現代フィンランド料理のお店二軒に行ってみました。いずれも食材に自然素材やオーガニックなどを謳っていて、なおかつ芸術的な盛り付けで小さな料理をいくつも提供するコース、つまり会席料理みたいなスタイルのお店です。どちらもコースに合…

レイパユースト

この夏はフィンランドの田舎をレンタカーで旅行して、よく沿道のスーパーで食材を買い込んでいました。そのときに偶然買って食べたチーズがとてもおいしくて、すっかり気に入ってしまいました。見た目は「焼いたはんぺん」みたいなこのチーズ、名前は「leipä…

「外食の味が濃すぎてつらい」のその後

以前「外食の味が濃すぎてつらい」と独りごちたことがあるんですけど、最近はますますその傾向に拍車がかかってきてしまいました。特に東京は、どこで何を食べてもほとんどの場合味が濃すぎるというか塩辛すぎてつらいのです。いえ、これはお店のせいではな…

台湾の「お節介」おじさん

台湾の台北で、丸一日分ぽかっと時間が空いたので、基隆に行ってみることにしました。台北駅から各駅停車で45分ほど、“雨都”の異名を持つ港町基隆は今日も雨でした。そういえば以前に来たときも春の雨が降っていましたねえ。お目当ては奠済宮というお廟近く…

観光名所の人混みに酔う

フィンランドから帰ってきて、東京の人の多さに酔いました。歳を取ったからか、昔は何ともなかった人混みがとても苦手になったのは自覚していたのですが、これだけ人の少ない場所ばかり訪れたあとに東京に戻ると、その「人圧」とでもいうもののあまりの違い…

しまじまの旅 たびたびの旅 106 ……縮み行く日本のお手本として

フィンランドを旅行したのは二度目で、特に夏のフィンランドは初めての体験でしたが、いろいろ「いいな」と感じる部分がありました。もちろん、そうはいっても「隣の芝生は青い」の諺通り、とかくよそ様の国度はよく見えがちですし、旅人ならではのノスタル…

しまじまの旅 たびたびの旅 105 ……おしゃれではあるけれど

ヘルシンキに戻って、帰国する前にもうひとつ公衆サウナに行ってみようと思い、有名な「Löyly(ロウリュ)」を予約しておきました。そう、ここのサウナだけは観光客にも人気の高いスポットで、予約が必要なのです。2時間限定でロッカーとタオルとサウナマッ…

しまじまの旅 たびたびの旅 104 ……街とのご縁と電動キックボード

エストニアのタリンには都合二泊三日の予定で出かけたのですが、急遽予定を早めて二日目にヘルシンキへ戻ってきてしまいました。タリンの旧市街があまりにも観光客でごった返していて、ちょっと意気消沈しちゃったからですが、思えば今回のタリン行きはいろ…

しまじまの旅 たびたびの旅 103 ……タリンのサウナと旧ソ連兵士像

ヘルシンキからフェリーで約二時間、エストニアの首都タリンにやってきました。フィンランド語もそうですが、エストニア語はもっと読めません。異国にやってきた感満載です。でもエストニア語とフィンランド語はかなり近しい関係にあるとかで、ところどころ…

しまじまの旅 たびたびの旅 102 ……「川口」で車とお別れ

北カルヤラ地方のヴァルティモ(Valtimo)から、カルヤラの中心都市ヨエンスー(Joensuu)まで一気に100km以上を南下しました。ほとんどまっすぐの道に、両側は針葉樹の林が延々と続いて、何十キロもほとんど風景が変わりません。高速で車を走らせているのに…

しまじまの旅 たびたびの旅 101 ……先進的なリサイクル機械と牧歌的なカルヤラ料理

クオピオからさらに東を目指して、車をひた走らせます。その前にクオピオの「生活」で出た瓶や缶などをスーパーでリサイクルに出しました。たぶんあるだろうと予想して大きなスーパーに行ったら、果たして「Pullopalautus(瓶の回収)」という表示が。 隣の…

しまじまの旅 たびたびの旅 100 ……クオピオのムイック

スオネンヨキからさらに車を北東へ走らせて、湖に囲まれた小さな都市クオピオ(kuopio)にやってきました。泊まるのは、これもAirbnbで探した、郊外の丘の上にある一軒家です。ベッドルームにリビング、キッチン、バストイレはもちろん、バスの奥に家庭用サ…

しまじまの旅 たびたびの旅 99 ……中央フィンランドならではの風景

カヤックツアーのガイドをしてくださった男性が、帰りがけに地図をくれて「もし時間があったら、このハイキングコースに行ってみるといいよ」と教えてくれました。風景がとてもきれいなんだそうです。それで、スオネンヨキからクオピオに向かう前に行ってみ…

しまじまの旅 たびたびの旅 98 ……ホテル・スオネンヨキ

カヤックツアーを終えたら、夜の七時過ぎ。北欧の夏は昼間が長いので、七時過ぎでもかなり明るいですが、たぶん疲れるだろうなと事前に予測して、国立公園から一番近い(車で30分くらい)小さな街のホテルを予約しておきました。スオネンヨキ(Suonenjoki)と…

しまじまの旅 たびたびの旅 97 ……湖でカヤック

ユバスキュラからさらに西へ向かってクオピオ(Kuopio)を目指す途中で、幹線道路から山(といってもフィンランドは高い山がほとんどないので丘といったところですが)の中の舗装もされていない道に分け入り、小さな小さなボート乗り場のような場所にやって…

しまじまの旅 たびたびの旅 96 ……ユバスキュラでぶらぶら

中央フィンランド(keski suomi)のほぼ真ん中にある都市、ユバスキュラ(Jyväskylä)にやってきました。ここにはお目当てだったアルヴァ・アアルト美術館と、中央フィンランド博物館があるのです。この二つは隣り合っているので、近くに車を停めたいなと思…

しまじまの旅 たびたびの旅 95 ……お隣さんちでお茶とベリー摘み

民泊のおかみさんが「お隣に日本と関係の深い人がいるから、会いに行かない?」と誘ってくれました。いちばん近くの「お隣」といっても1kmくらい離れたところにあるお宅です。私の車におかみさんも載せて、二人で向かいました。 これまた素敵なお宅です。農…

しまじまの旅 たびたびの旅 94 ……農家の離れとサウナ

タンペレからあちこち寄り道しながら車で一日走って、小さな街の郊外の、舗装もされていない道の先にある農家に泊まりました。ここもAirbnbで見つけた民泊です。ご案内の通りAirbnbでは宿泊前からホスト(オーナー)と何度かやりとりをするのですが、こちら…

しまじまの旅 たびたびの旅 93 ……古い教会

田舎道(といっても舗装された幹線道路ですけど)を走っていると「Vanha kirkko(古い教会)」なる看板と矢印を見かけました。そこで脇道に入ってしばらく進むと、こんなに美しい石造りの教会が建っていました。1920年代に建てられたルーテル教会だそうです…

しまじまの旅 たびたびの旅 92 ……森と湖と小麦畑

タンペレの空港で借してもらった車は、オペルのコルサ(Corsa)でオートマ車でした。ウェブ上で予約したのはフォルクスワーゲンのアップ(up!)という軽のマニュアル車だったんですけど、まあいいか。左ハンドルの右側走行ですが、台湾でさんざっぱらスクー…

しまじまの旅 たびたびの旅 91 ……「プア」な英語でも旅は進む

タンペレでは民泊(Airbnb)を利用したのですが、ホストが到着日時を勘違いしていたらしく、宿泊場所についても誰も応答してくれませんでした。仕方がないのでAirbnbのアプリからホストに電話するもつながりません。何度電話してもつながらないのでおかしい…

しまじまの旅 たびたびの旅 90 ……タンペレでもサウナ

ヘルシンキを後にして、列車でタンペレ(Tampere)へ向かいました。夏の観光シーズンなのであらかじめネットでチケットを予約しておいたんですけど、車内は割合すいていました。例によって駅の改札等は皆無。列車上で検札があって、スマホのメール画面にある…