インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

しまじまの旅 たびたびの旅 128 ……ビジター料金で筋トレ

年を取って、身体の衰えがとんでもないことになっています。とくに腰痛がひどくて、以前は周期的に襲われていたのが、現在ではほぼ慢性的な状態に。それでも不思議なことに、じっとしていると常に鈍い痛みを感じているのに、仕事でも家事でもとにかく動き回っているとほとんど感じません。

慢性的な腰痛でもうひとつ不思議なのは、ズボンを履くとか、床に落ちているものを拾うとか、そういう腰をかがめるような動作は辛いのに、高負荷の筋トレをしているときには痛みを感じないことです。もちろんデッドリフト(腰をかがめてバーベルを引き上げるやつ)やアブローラー(四つん這いでグリップのついたローラーを前後に動かすやつ)みたいな腰の負担が大きいものは無理ですし、トレーナーさんからも止められています。でもその他の種目はたいてい大丈夫なのです。

むしろ筋肉トレーニング体幹レーニングを怠っていると腰痛がひどくなるので、数日もやらないでいると腰のあたりがどうにも気持ち悪くて、ついついジムに出かけてしまうことになります。それは旅行中も変わりません。

というわけで、沖縄に滞在しているときも4〜5回ほどビジター利用でジムに行きました。なかでも最後に利用してみた、沖縄市にある沖縄県総合運動公園の中の、タピック県総ひやごんスタジアムに併設されているトレーンングルームがとてもよかったです。それほど大きくはないジムですが、フリーウェイトのベンチプレスもできるくらい本格的で、利用料金は2時間180円! 私のような沖縄県の住民ではない利用者も同一の値段で申し訳ないくらいです。

okinawa-kenso.com

台湾は澎湖諸島に移ってからもジム探しにぬかりはありません。事前に調べたところによると、馬公市内にふたつほどビジター利用ができるジムがあるようなので、到着したその日に「偵察」に行ってみました。ひとつめは光復路にある「JOKER健身倶楽部」で、二つのフロアにたくさんマシンが並んでいました。利用料金は1回200元(約900円)。フリーウェイトはあまり充実していないようでした。

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もうひとつは新生路にある「BeStart Fitness 開動体能訓練站」で、こちらはフリーウェイトが充実していて、マシンもみんな新しく、さらに利用料金が1回100元(約450円)! しかもこの1回に時間制限はなく、1日の利用料金なのです(上記のJOKERも同じ)。更衣室やシャワーはありませんが、奥に個室が広くてきれいなお手洗いがあって、そこで着替えることができます。入り口脇のロッカーにバッグや貴重品などをしまうこともできました*1

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私が東京で通っているジムは諸経費高騰のあおりを受けてか、この1年間で2回の値上げがあり、さらにこの秋にももういちど値上げが予定されています。利用頻度に比してちょっと割に合わなくなって来たので河岸を変えようと思っていたところなのですが、台湾のこのジムのような施設が東京にもあったらいいなあと思いました。公営のスポーツセンターはあるんですけど、いずれも遠くて、しかも営業時間がたいてい9時からなので、勤め人の日常使いにはちょっと不便なんですよね。

*1:いずれのジムも、トレーニングシューズを持参する必要があります。