インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

健康と筋トレ

言語化が難しい「身体の使い方」

ジムでトレーナーさんと一緒に筋トレをしていると、トレーナーさんがあれこれの言葉を駆使してトレーニングのポイントを教えてくれます。その説明の仕方がトレーナーさんによっていろいろと異なっている(当たり前ですが)のがとても興味深いと思いました。…

ごく普通の人のための筋トレ

先日、仕事先で「あれ、ちょっと太りました?」と聞かれました。コロナ禍でリモートワークや在宅勤務が多くなったため、しばらく直接はお目にかかっていなかった方からです。「いわゆる『コロナ太り』というやつですかね」と返しましたが、たしかに体重は増…

アトピーの寛解

「かゆみ」の多い生涯を送ってきました。大学生の頃に軽度のアトピー性皮膚炎と診断されてから、つねに「かゆみ」が暮らしとともにありました。さいわい「軽度」だったので強い薬を使うほどではありませんでしたが、一時期はかなり厳格な食餌制限を強いられ…

語学も筋トレも階段状に上達していく

先日のパーソナルトレーニングで、ベンチプレスがやけに軽いと感じました。トレーナーさんからは「8回×3セット」と言われていたのですが、1セット目がかなりすいすいと上がったのです。2セット目、3セット目もクリア。「これ何キロですか?」と聞いたら…

中高年にとっての筋トレ

「現代ビジネス」のウェブサイトで、俳優の大村崑氏が筋トレをされているという記事に接しました。御年88歳。年齢は違うけれど、記事を読んで大村氏のおっしゃることに首肯することしきりでした。私も数年前の、腰痛と肩こりと不定愁訴に喘いでいたあの頃の…

自然で無理のない身体の使い方

腰痛とはかれこれ数十年来の付き合いです。数年前から体幹トレーニングや筋トレを続けてきたおかげで、最近は以前のような深刻な状態に陥ることはなくなりましたが、それでもちょっと油断していると「じんわり」とした腰痛の兆候が現れます。腰が張っている…

パーソナルトレーニングのいいところ

現在、週に4〜5回ほどジムに通っていますが、そのうちの1〜2回はパーソナルトレーニングです。プロのトレーナーさんについてもらって、マンツーマンで指導してもらうというもの。コロナ禍で一時お休みしていた(ジム自体が営業休止になっていた)のです…

中高年のための健康的な筋トレ

男性版更年期障害とでもいうべき不定愁訴にたえきれず、ジムのパーソナルトレーニングで体幹トレーニングや「筋トレ」を始めて、もうすぐ三年になります。この間に、夜も寝られないくらいだった肩凝りは全くなくなり、腰痛もかなり軽減しました。以前は月に…

低糖質高蛋白の外食って意外に少ない

私は外食というものをほとんどしない人間です。以前はお昼ごはんだけ職場近くの「丸亀製麺」などに行っていたのですが、コロナ禍でこの店が閉店して以降、お弁当を持っていくようになり、結局三食すべて自分でまかなうようになってしまいました。いまや、外…

見知らぬ方に勝手に呼び名をつける

平日の朝はだいたい出勤前ジムに寄っていますが、フリーウェイトのコーナーではいつも顔を合わせる方々がいます。とはいえ、お互いに面識はなく、言葉を交わしたこともありません。「あ、あの人、また来てる」と思うだけで会釈さえしないのはなんとなく気持…

「肥大」にやるせなさを感じる

えー、尾籠なお話で大変恐縮ですが、半年くらい前から尿に「赤いもの」が混じるようになりまして。といっても血尿というわけじゃないんです。細かな赤い粒といいますか、赤ワインの瓶の底に溜まる澱や酒石みたいなのがときどき尿に混じるのです。最初はたま…

体育会系的な「自分」について

パーソナルトレーニングのジムに通っていて、トレーナーさんたちがご自分のことを「自分」とおっしゃる割合が高いことに気づきました。そうやって気づいてみると、男女を問わずトレーナーさんは「自分」とおっしゃる方が多いような。加えて、周囲でトレーニ…

重力は裏切らない

「人は裏切るけど、ダンベルは裏切らない」。これは確かTestosterone氏の名言だったと思います。「ダンベル」じゃなくて「バーベル」、あるいは「筋肉」だったかもしれません。でもとにかく、時と場合と立場と都合でいかようにも変わりうる人間の心に比べて…

さよなら腰痛

もう何十年も前から、たびたび襲ってくる腰痛に悩まされてきました。「ぎっくり腰」のようなひどいものもあれば、なんとなく腰のあたりが「しくしく」痛むというものもありましたが、とにかく一度腰痛になってしまうと仕事も暮らしもまるごとドンヨリとした…

筋肉痛に襲われなくなった

「プロの運動選手は筋肉痛にならない」という話を聞いたことがあります。ジムのトレーナーさんから聞いた話です。運動選手は毎日身体を鍛えているので、我々のようにたまに運動した翌日や翌々日にひどい筋肉痛に襲われる……というようなサイクルにはならない…

パーソナルトレーニングのいいところ

新型コロナウイルス感染症の対応ということで東京都から出されていた休業要請が段階的に緩和され、その「ステップ2」としてスポーツジムも6月から営業が再開となり、ほぼひと月が経ちました。私が通っているジムも、様々な感染防止策を講じつつ営業してい…

桑田真澄氏の解説にうなる

TBSの『サンデーモーニング』を見ていたら、スポーツコーナーに桑田真澄氏が登場していました。私、このコーナーはメイン解説者のおじさんがいつも腹に据えかねることばかりおっしゃるので消しちゃうのですが、今日は桑田氏なのでそのままテレビをつけていま…

お腹をへこませたい?

腰痛と肩こりの解消を目指し、パーソナルトレーニングのジムに通い始めて二年あまり。腰痛は今でも時々襲ってきますが、それでも能動的に身体を動かすことで、以前のようなひどい状態に陥ることはほとんどなくなりました。身体が快調になると欲が出るもので…

からだの使い方を「発散」させる

ここのところずっとご無沙汰だった腰痛に襲われてしまいました。年末年始の自堕落な生活に加えて、音声を聞きながらの長時間の採点を何日間も続けていたからじゃないかと思います。ジムのトレーナーさんがおっしゃっていましたが、デスクに向かって座り、長…

脱・筋トレ思考

先日、通っているジムでたまたま休息時間が重なったお一人から声をかけられました。「ずいぶん筋肉がついてきましたね」。この方はよくジムでお見かけするので私も見知ってはいましたが、お話ししたことはありませんでした。「あ、あの方、またいらしてる」…

「マシン」と「フリーウェイト」の違い

ジムとかフィットネスクラブに通ってらっしゃる方はご存知だと思いますが、こうした施設、それも規模の大きな施設にはおおむね三つから四つくらいのエリアがありますよね。筋トレなどを行う「ジム」、水泳などを行う「プール」、ヨガやエアロビクスみたいな…

他人の目など気にしない

東京新聞朝刊の生活欄で連載されている、作家・広小路尚祈氏のコラム「炊事 洗濯 家事 おやじ」をいつも楽しみに読んでいます。タイトルからも分かる通り、以前このコラムは確か、作家兼「主夫」である氏の兼業主夫っぷりが毎回活写されていたように思うので…

胸が揺れている

先日、午前中の仕事を終えて、次の用事に間に合うよう地下鉄の駅まで走っていた時、身体にこれまでに体験したことのない感覚を覚えました。なんだろうこれは……と思ったら、なんと「胸が揺れている」のでした。男性版更年期障害とでもいうべき不定愁訴の解消…

肥満とBMI

ビジネスパーソンの年中行事、健康診断の結果表を受け取って一喜一憂したり、同僚の結果表と比べて「お前ヤバいんじゃないの」「なんでアンタに見せなきゃなんないのよ」「さあ今日から思う存分飲んで食べるぞ」などと大騒ぎしたりの季節が今年もやってまい…

ジムやサウナに見る「がさつ」

「がさつ」という言葉がありますね。言葉や行動や動作が下品で荒っぽいことを形容する言葉で、ネットで検索してみたら「粗末」とか「粗野」という漢字を当てている文章もありましたが、語源辞典には動詞の「がさつく」が形容動詞化した言葉ではないか、とあ…

座り心地の良いバランスボール

バランスボールを買いました。職場で椅子のかわりに使うためです。腰痛が慢性化してきて、特に椅子に座ってデスクワークをしていると必ず「しくしく」してくるので、骨盤を立てるクッションを買い求め、椅子の背もたれを取ってみました。それでも、どうして…

二年前、あのまま行ってたら死んでた。

言霊(ことだま)ってこともあるんだから、あんまり言わないでよ、と周囲にはたしなめられるのですが、毎日がしんどくてしんどくて、といっても精神的にではなく肉体的に不調が続いていた二年前、あのまま一念発起して「身体を動かそう!」と思わなければ、…

夜中にトイレを探している

尾籠なお話で申し訳ないのですが、就寝中にトイレへ行くことが時々あります。若い頃にもありましたけど、歳を取って明らかに頻度が高まっている感じ。なるほど、いまや中高年のみが主な読者になったと思しき新聞の広告に「ノコギリヤシ」など頻尿対策の薬や…

腰痛の本当の原因がわかってきた

若い頃からたびたび腰痛に悩まされてきました。いわゆる「ぎっくり腰」みたいな重い症状になったことが数回。そこまで重くなくても、何かのはずみで腰に痛みが走るとか、痛くはないけれども何となく腰が張っていて不快感があるなどはかなり頻繁に起こります…

ありのままの姿見せるのよ

先日、東京メトロ千代田線の電車に乗っていたら、こんな車内広告を見かけました。体脂肪を減らせると謳ったサプリメントの広告です。体重計は、つま先からそっと乗る。 理由をつけては、検針日を先送り。 今年こそは! と毎年誓ってばかりの私。 健康診断前…