インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

さよなら腰痛

もう何十年も前から、たびたび襲ってくる腰痛に悩まされてきました。「ぎっくり腰」のようなひどいものもあれば、なんとなく腰のあたりが「しくしく」痛むというものもありましたが、とにかく一度腰痛になってしまうと仕事も暮らしもまるごとドンヨリとした空気に包まれてしまいます。なにせ靴下を履くのにも苦労するくらいですから。おかげで、かがむときには必ず手を膝に添えるとか、なるべく片手にだけ重いものを持たないなどの生活習慣が日々のルーティンになりました。職場にも腰痛予防用のバランスボールを持ち込みました。

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https://www.irasutoya.com/2014/03/blog-post_2000.html

腰痛に襲われるたび、整体やマッサージやカイロプラクティックなどに通ってきたのですが、そのときは何となく治っても、またしばらくするとぶり返します。歳を取るに連れ、その間隔が徐々に狭まってきたような感じになり、男性版更年期障害とでもいうべき不定愁訴も加わってきたあたりで一念発起して、ジムのパーソナルトレーニングへ通うようになりました。体幹レーニングと筋トレを中心にしたメニューです。カイロの先生からも「腰痛を予防するには、ある程度筋肉も必要ですよ」と言われていたことにも背中を押されました。

それから二年あまり、この春は新型コロナウイルス感染症の流行でジムが休業してしまい、約二ヶ月ほど通うことができずにいました。そして休業明け、初めてジムに行ってトレーナーさんに会った際、こう言われました。「この間、腰は大丈夫でしたか?」 そう、パーソナルトレーニングでは常に腰痛予防という目標を伝えていたので、トレーナーさんたちの間で私は「あの腰痛持ちのおじさん」という認識なのです。

しかし! ジムの休業中もそれなりに体幹レーニングや筋トレを続けていたせいか、一度も腰痛に襲われることはありませんでした。というか、思い返してみれば今年の1月ごろを最後に、もうこの半年ほど腰痛には襲われていないのです。

時々「あ、これはそろそろ来そう」という予兆を感じることはあります。そんなときはトレーナーさんに伝えて、腰痛予防のための体幹レーニングを特別に組んでもらっていました。それもあり、またトレーニングを二年余り続けてそれなりに筋肉がついてきたこともあり、気がついたら腰痛とは縁遠くなっていたのでした。プロのトレーナーさんたちに本当に感謝です。他のトレーナーさんたちからも「腰痛にならなかったんですって?」「エラいです!」と褒められました。素直にうれしいです。

以前にも書いたことがありますが、腰痛予防は結局、自ら能動的に体を動かすことが大切なようです。整体もマッサージもカイロプラクティックも、湿布も鎮痛剤もコルセットも、結局は「受け身」の対症療法なんですね。そういえばジムに通い始めるまでの何十年間は、もともとも運動嫌いも相まってすべて受け身の体勢でした。常に腰痛側に攻め込まれ、押し込まれていたわけです。自分で、自分の身体の使い方を変えていかなければ腰痛を土俵の外へ押し出すことはできない。それをいま強く感じています。

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