インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

健康と筋トレ

ノンアルコールビールを飲むということ

お酒を飲まなくなってから50日ほど。いまでもスーパーのお酒売り場を通りかかると、ついフラフラと引き寄せられそうになることはありますが、もう以前のように飲みたい、飲まずにはいられないという状態には陥らなくなりました。自分ではそうではないと思っ…

お酒を飲まない暮らしへの関心

緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置を今月末で解除するという政府の決定を受けて、飲食業のみなさんが「ようやく光が見えてきた」と語っています。テレビニュースはさっそく新橋駅前でサラリーマンに取材して(この「様式美」もそろそろ変えてみたらどうかな…

トレーニンググローブ

中指と薬指のつけ根に大きな「胼胝(たこ)」があります。昔は指の側面にいわゆる「ペン胼胝」があったのですが、パソコンを常用するようになってからこちら、すっかり姿を消しました。そのかわりここ数年、指のつけ根に出現しているのです。理由はもちろん…

人体大全

宇宙に関する本を読むのが好きです。といっても一般向けの入門書しか読んだことはありませんが、人類が宇宙の実態を解き明かそうとして営々と積み重ねてきた努力の歴史をたどり、それでもその結果として宇宙に関するかなりの部分が「まだよく分かっていない…

ノンアルコールのスパークリングワイン

お酒をやめて一月あまりが過ぎ、体調はとても良好です。唯一腰痛だけはまだ全快とまでは行っていませんが、それでも以前のようにほぼ毎週一度くらいの頻度で襲ってくるひどい状態には陥らなくなりました。飲酒と腰痛の因果関係はよく分かりませんが、特に身…

酒をやめて腰痛が改善した?

「ソーバーキュリアス(ソバーキュリアス/Sober curious = しらふでいることへの興味)」という言葉に出会い、ふと思い立って「断酒」を始めてから、ちょうど一ヶ月あまりが過ぎました。この間、一滴もアルコールを飲まない生活でしたが、不思議なことに、…

あとから振り返ることでしか理解できない

ジムのパーソナルトレーニングで、ベンチプレスのバーを強く握らないようアドバイスされました。強く握ると、手首周りにばかり力が入って身体全体で押せなくなるのだそうです。バーは手のひらで支えるだけ、くらいの意識でやってくださいと。ラットプルダウ…

あえて飲まない状態を楽しむ

「ソーバーキュリアス(Sober Curious)」という言葉を知って、ふと「お酒をやめてみようかな」と思い立ち、三週間が過ぎました。その間、一度もお酒を飲みませんでした。学生時代にお酒を飲み始めて以来、記憶にある限りこんなに長くお酒を飲まなかったのは…

歯列矯正をしてよかったこと

1年ぶりで歯の定期検診に出かけてきました。かつて歯列矯正をしたときに通っていた歯科医院で、矯正の終了後もずっとお世話になっています。いつも診てくださる先生が「あれ、もう1年経ちました? はやいなあ」と言っていました。私も同感です。というか、…

もうちょっと現実的なところで社会情勢とリンクしてほしい

早朝から、ジムのパーソナルトレーニングに出かけてきました。ここのジムは朝10時から開いているのですが、休日の朝一番だと若いアスリートのみなさんはほとんどまだ出てきていないので、広いジムに私一人だけということもよくあります。というか、それを狙…

ソバーキュリアス

「ソバーキュリアス(Sober Curious)」という言葉があります。お酒を飲めないわけではないけれど、あえて飲まない人、素面(しらふ)でいたがる人、というような意味だそうです。『「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本』という、そのまんま…

体育の授業がもっと有益なものになってほしい

ジムのパーソナルトレーニングで、トレーナーさんに「とにかくスポーツや体育の授業が嫌いでした」と言ったら驚かれました。「そんなふうに見えない」とおっしゃる。トレーニングでの、私の身体の使い方を見ていればわかるじゃないですかという感じですが、…

なかなか体重が増えない

今朝ジムで久しぶりに体重計に乗ったら、以前より少しだけ体重が増えていました。日頃から「もうちょっと体重を増やしたい」と思っていたので、うれしかったです。不定愁訴の解消を目指して筋トレを始めて三年半あまり。私はもともといわゆる中肉中背という…

とにかく体力が要る

毎朝、出勤するときに地下鉄を使っています。職場の最寄り駅は地下の奥深いところにあって、ホームから地上まではおそらく百数十段から二百段くらいの階段があります(数えたことはないけれど)。私はいつもエスカレーターを使わず、その階段を一歩一歩上っ…

気が抜けかかっている

先日の夕刻、目黒の喜多能楽堂へお稽古に行きまして、帰りは大好きなラーメン屋さんに寄りました。ここは中高年の私にも優しい「淡麗系」のお店で、しかもとてもおいしいので年に何回かは行っています(それでもやはり、私にはちょっと塩が強すぎますが)。…

タンパク質の摂取がブームなんですか?

スーパーやコンビニに寄ると、やたらに「タンパク質」という文字を見かけるようになりました。いろいろな食品に、タンパク質が何グラム含まれているかが表示されるようになっているのです。なぜこんなにタンパク質の量ばかりがクローズアップされているのか…

心の健康にも効くけれど

東京都に対する緊急事態宣言は六月に入っても延長されたままですが、休業要請が一部解除されたということで、早朝に通っているジムも営業を再開しました。早朝ということもあってジムはそれほど混み合っていません。ウェイト系のフリーエリアで以前よくお見…

いまから腰をいたわってあげるのです

電車のシートで、浅く座って足を「でれ〜っ」と前に出している方がいます。たいていはお若い方で、車内が混んでいる時など迷惑だなと思うのですが、それ以上に他人事ながら心配になるのが腰です、腰! その座り方は腰に超絶的に悪いのよ〜。ああもう見てらん…

アスリートも黙ったまま同調しないでほしいのです

一週間ぶりにジムのパーソナルトレーニングに行きました。東京都に緊急事態宣言が出されてからというもの、いつも出勤前に行っていた大手鉄道会社系のジムは休業が続いていて、ウェイト系のトレーニングがまったくできないので身体がなまってしかたがありま…

身体の使い方を自分で考える

「自分の身体の使い方を自分で考えてみることが大切なんですよ」。ジムのパーソナルトレーニングに行った際、トレーナーさんがそうおっしゃっていました。東京都にみたび緊急事態宣言が出され、それが延長されるにいたって、私がふだん早朝に通っていた大手…

生きるための筋肉

筋トレをするのは「生きるための筋肉」が必要だからーー。雑誌『CREA』のweb版で、作詞家/ラジオパーソナリティ/コラムニストのジェーン・スー氏がそう書かれていました。心から同感です。私もこのブログで同じことを伝えたいと駄文を少なくとも10本は書き…

積極的に身体を動かしていないと死んじゃう

緊急事態宣言が発出されたことによって、東京都では1000平方メートルを超える施設に対して休業要請が行われています。そのため、いつも出勤前に早朝から利用しているジムも休業になってしまいました。せっかく毎日運動する習慣が定着してきたというのに、こ…

肩凝りには筋トレが効く……けれど

オンラインで参加している語学教室で、時々先生がzoomのブレイクアウトルームを使って、小さなグループごとに文の分析をさせることがあります。先日はとあるクラスメートと一緒になって、分析が早めに終わったので、少しだけ雑談をしました。そのクラスメー…

ロジカル筋トレ

筋トレをしているとき、そのトレーニングが「効いている」か「効いていないか」が分かることがあります。効いているときは、鍛えた身体の部位が「じわーっ」と疲労しているのが感じられたり、見た目にもその部位が張って膨らんでいたり(いわゆる「パンプア…

腰痛は能のお稽古で治す

週末に自堕落な生活態度で読書三昧していたら、ひどい腰痛がぶり返しました。ちょっと歩いていても「カクッ」と腰折れしてしまいそうな勢いです。こういうときは、とにかく安静第一……ではありません。腰痛は動かして治す! 受け身の安静や湿布薬やマッサージ…

腰痛対策用のパソコンスタンド

慢性的な腰痛がいっこうに軽快してくれません。痛くなる場所は決まっていて、歩いたり、ジムで筋トレをしている時はなんともないのですが、デスクワークをしていると痛くなります。これはもう、要するに座って仕事をするときの姿勢に何か問題があるのですね…

じい散歩

最近、東京都心をできるだけ歩くようにしています。男性版更年期障害とでも言うべき不定愁訴は週に三回ほどのジムの筋トレでかなり解消されたのですが、有酸素運動が足りません。といってジムのドレッドマシンで三十分も四十分も走り続けるのはあまり面白く…

推しに萌えて尊いと思う

日本の文化は、わび・さび・萌え。落語家・柳家喬太郎氏のネタです。ところが最近はこの「萌え」がすでにして古い言葉になり、いまは「推し」であるよし。なるほど、確かに「萌え」をあまり聞かなくなった一方で「推し」はよく聞きますし、目にしますね。私…

手の倫理

伊藤亜紗氏の『手の倫理』を読みました。人間の五感のうち、最も近距離かつ直接的に行われる「触覚」、とりわけ手によって行われる「さわる」と「ふれる」についての考察をベースに、人間関係の新たな可能性を模索する一冊です。 手の倫理 (講談社選書メチエ…

オンライン授業での学びにくさ

先週は公私ともに忙しくて、ジムのパーソナルトレーニングに行くことができませんでした。このジムにはずっと週二のペースで通っていたので、週末に顔を出したら「どうしました?」と心配されました。「やっぱりコロナ関係で忙しいんですか?」と。確かにコ…