いつものように朝の通勤電車でスマホのDuolingoをやっていたら、連続記録が3000日になっていました。私はおもに英語を練習していますが、この間Duolingoはたびたび仕様が変わり、カリキュラムも何度か大幅に動いていて、こうやって8年近く取り組んでいてもまだセクション6のスコア70程度、CEFRでいえばB1レベルの内容です。
それでもこのレベルになるとリスニングやスピーキングでけっこうな長文が出てきてなかなか手応えがあります。私はいまのところ有料プランのSuperを使っていますが、最近リリースされたMaxには申し込んでいません。そしてもうすぐSuperのサブスクが期限を迎えるのですが、最近は定年を控えていろいろな出費を見直しているところなので、期限が来たらそのまま無料プランに戻ろうかなとも考えています。
とはいえ、基礎的な英語を地道に踏み固めるという目的で使うなら、Duolingoはとてもよくできているアプリではないかと思います。先日もこんな練習問題が出てきて、いまさらながらに発見がありました。それは「〜ですよね」と同意や確認を求めるときに使ういわゆる付加疑問文の作り方で、“I am 〜” で始まる文の末尾をどうするのかというものです。
このときのは選択問題や穴埋め問題だったので簡単に正解できましたが、よくよく考えてみればなぜ “aren't I” なんだろうと。たしかに “amn't I” なんて見たことがないですし “isn't I” もヘンだから、やっぱり “aren't I?” がよさそう。実際に母語話者がそう言っているのを聞いたことがあるような気もしますけど……でもやっぱり腑に落ちません。
それでネットを検索してみたら、すぐに「"aren't I" ←なぜamではなくareなのですか?」と質問している方がいるサイトが見つかりました。それによれば、文法的には “am I not” が正しいもののあまり使われておらず、“ain't I” という表現はあるもののかなり崩れたスラングなのでちょっと使いにくい……ので「妥協の産物として “aren't I” が登場していて、徐々に受け入れられつつある」とのこと。へええ、そうなんだ。
qa.weblio.jp
こちらにも同様の説明がありました。
eikaiwa.dmm.com
英語のサイトにもたくさん説明が見つかります。
www.britannica.com
www.merriam-webster.com
ほかにもいろいろなサイトに行って読んでみましたが、いずれも “aren't I” は文法的に正しくないものの、とりわけ極端にフォーマルな状況でもないかぎり例外的に使うのが普通、という説明でした。まあ「とりわけ極端にフォーマルな状況」で、自分語りのついでに「〜ですよね」などと尋ねるシチュエーションじたい、あまり想像できないような気もしますね。