インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

Duolingoに発音レッスンが加わった

けさ、いつものように通勤電車でDuoligoを開いたら、画面の一番下に口を開いたようなアイコンが加わっていました。「英語の音声を学ぼう!」という新しいメニューで、すべての母音と子音が並んでおり、タップするとその発音と代表的な単語の音声を聞くことができます。

さらに「レッスンスタート」をタップすると、似通ったふたつの母音、あるいは子音を聞き分けたり言ってみたりする練習が始まります。例えばこの画面(↓)は子音の[s]と[z]を(一番右は母音の[ɑ]と[ɛ]を)弁別するものです。聞き分けるのは似たような発音の単語を二択で選ぶものや、続けて発音される単語が同じか違うかを判断するものなどがあり、自分で発音するのはこれまでのDuolingoにもあった機能(スピーキング)と同じです。

英語の文章を発音するDuolingoの「スピーキング」は、けっこう曖昧な音でもクリアになってしまうのですが、今回の新しいメニューは単語ひとつだけなので、判定が少々厳しくなっているのかもしれません。ただやはりELSA Speakなどに比べると、かなり甘い判定のような気もしました。

ただ、ひとつ不便だなと思ったのは、任意の子音あるいは母音を選んで練習することはできず、Duolingo任せになっているらしい点です。ですから、何度も同じ組み合わせのレッスンが続いてすぐにつまらなくなってしまいます。Duolingoのプレスリリースにはまだ今回のリニューアルについて何も載っていませんが、今後改善されていくことを期待しています。