けさ、いつものように出勤前にジムへ行ったら、トレーニングエリアの入り口にこんな掲示板がありました。はっきりと書かれていないので分かりにくいですが、要するに運動する際にマスクを着用する必要はないということです。他の人と会話をするような場合を除いては。
この措置についてのお知らせはあらかじめメールでも受け取っていましたから、今日をとても楽しみにしていました。そして、マスク無しでひとり静かに行うトレーニングも、ことのほか楽しかったです。ようやくここまで来たんだなあという感慨も湧き上がってきました。
思い起こせばコロナ禍に突入した最初の頃、首都圏某所のジムで集団感染が発生したことを契機に、「スポーツジムはハイリスク」という世間の雰囲気が醸成されたのでした。パーソナルトレーニングでうかがっている別のジムで聞いた話ですが、この三年間、フィットネス業界も飲食業界等と同様にかなり大きな打撃を受けたそうです。フリーランスで稼働されているトレーナーさんたちが特に。
今後は、合理的な感染症対策を講じつつ、四六時中マスクをつけなくてもよい暮らしが広い範囲で戻ってくるといいなあと思っています。上掲のジムの、会話をしない場合はマスクを着用しなくてもいいです、ただし時には会話をしたり「密」になったりする可能性もあるから常時マスクを携帯していてくださいね、というのは合理的だと思います(スタジオレッスンなどは着用を求めるそうです)。
ところで、けさのトレーニングエリア、マスクを着用していない人はほとんど見かけませんでした。私を含めてほんの数人といったところ。長く続いた習慣を急に変えるのは難しいのでしょうね。「みんなで協力してマスクが外しやすい雰囲気を作っていこう」と活動されている「脱マスク推進会」でおすすめされているシェイビング(漸進的接近法)などを活用しつつ、段階的にでも(必要な場合以外での)マスク着用から解放されていくといいですね。
チラシできた😊
— 森本貴大((脱マスク推進会)) (@datsumask_mt) 2023年1月2日
屋外なのに、周りに人がいないのに、花粉の季節じゃないのに…それでもいつでも毎日漫然とマスクしてる世間の人々に配りたい!マスク着用は「過剰な感染対策を継続すべきという意思表示」になっちゃうということを認識してほしい!#マスクを外そう pic.twitter.com/CnZjAlTcaW