インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

Duolingoの画面がまたまた変わった

今朝、通勤電車でいつものようにDuolingoをやろうとしたら、いきなりアニメーションが始まり、画面のリニューアルが告げられました。これまでの学習進捗は引き継がれるとのことですが、いつも突然の変更が行われるのでびっくりします。

新しい画面では、ひとつひとつのレッスンがまるで日本庭園の飛び石みたいに配されています。ひとつの「飛び石」にレッスンが5〜6回ほど入っているのはこれまでと同じ。要するにこれまでコンパクトにまとめられていたのが縦に長く引き延ばされただけですが、過去のレッスンに戻るためには延々スクロールしなければならないのと、各レッスンのテーマ名が消えてしまったのとで、却って不便になったような。

それから、ひとつのユニットの中に「スピーディ間違い探し」と「無限カルタ」というメニューが加わっていました。前者はそのユニットに関する単語選択やリスニング、ライティングなどが入っていて、要するに通常のレッスンと同じような内容を制限時間内に終えられるとスターがもらえて、3つスターを集めるとクリアになるというものです(どこが「間違い探し」なのかは謎ですが)。

後者はこれまでにもランキングの右下に週の中盤限定で出てきていた、単語のペアをこれも制限時間内にクリックしていくというもの。こちらはそのユニットに関する単語というわけではないようです。単にXP(ポイント)を稼ぐためのツールという感じですね。

このユニット中に現れる「スピーディ間違い探し」と「無限カルタ」は、ほかの言語版ではまだ実装されていないみたい(私が確認できるのは中国語とフィンランド語だけですが)です。

また1つのユニットの最後に、そのユニットの締めくくりとして取り組む「レジェンド」のチャレンジ回数がこれまで確か4回だったものが8回に増えていました。3回誤答するとクリアできないというのはこれまでと同じようです。この部分のレッスンが増えたおかげで、実質的に1つのユニットでの練習回数が増えたということになるのかな。

もうひとつ、これまでと大きく変わったのは、ショートストーリーを読んだり復唱したりできる「ストーリー」が、これまでのように独立したアイコンから取り組めるのではなく、ユニットの中に組み込まれたことです。学習の進捗にあわせて、その難易度に沿ったストーリーに取り組めるようにしたということでしょうか。

またメールでのお知らせ(届いていることに後で気づきました)によれば、各ユニットには重要なフレーズや文法のアドバイスが満載の「ガイドブック」がついてくるとのことでしたが、いまのところ私のDuolingo画面では見当たりません。これもそのうち改善されるのでしょう。

総じて、学ぶ内容はこれまでとほぼ同じで、かつこれまでの学習履歴も引き継がれるので安心したのですが、願わくばこういう大きなリニューアルは、少し前に知らせてもらえるとありがたいです。以前のリニューアルもそうでしたが、突然画面が変わるのでびっくりするんですよ。