「環境に優しいトラムが復活すればいいなと思います」という部分を最初 “toivon että ympäristöystävällisten raitiovaunujen elvyttämisen” と “että(英語の関係代名詞的な “that” にあたります)” 以下を名詞句で書いたのですが、添削では「動詞がないですね」と直されました。書いているときも「ひょっとして動詞がないかな」と一瞬思ったのですが、やはりこれだと文が成立しないんですね。
日本語的な発想で作文をすると、往々にして動詞を忘れます。英語もそうですがフィンランド語も基本的に動詞は必須で、読解のときもまずは動詞を手始めに文を腑分けしていくというのに、これはうっかりしていました。
家の近くをトラムが走っており、私は毎日このトラムで通勤しています。小さくてスピードもゆっくりですが、とてものどかな雰囲気です。多くのヨーロッパの街ではトラムが活躍しています。私の子供時代には日本にもトラムがたくさんありましたが、経済成長とともにほとんどなくなってしまいました。低成長の時代、環境に優しいトラムが復活すればいいなと思います。
Raitiovaunut kulkevat kotini lähellä. Kun minä menen töihin, nousen sille joka päivä. Se on pieni ja hidas, mutta sen ilmapiiri on kiireetön. Monissa Euroopan kaupungeissa on edelleenkin raitiovaunuja. Lapsuudessani Japanissa oli myös paljon raitiovaunuja, mutta kun talouskasvu oli nopeaa, ne lopetettiin melkein kaikkialla. Nyt kasvu on ollut vähäistä, toivon että ympäristöystävälliset raitiovaunut elpyvät.