インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

寝るのにも体力が要る

日曜日はなるべく用事を入れないようにしています。平日はもちろん、土曜日も働いていることが多いので、せめて日曜日だけはゆっくり寝ていたいなと思って。でもたいがいは早朝に目が覚めてしまいます。ふだんは朝の5時、へたをすると4時台には起きているので、休日だけ起床時間をずらそうと思っても身体が自然に反応してしまうのです。

もうひとつ、加齢にともなって、そもそも長く寝ていられなくなったということもあります。健康のために、ここ数年はとにかくよく運動してよく食べてよく寝ることを自分に課していて、できれば毎日8時間の睡眠を取ろうとしています。でもまるまる8時間寝られることはまれで、7時間くらいがいいところ。忙しくて睡眠時間が取れないのではありません。8時間も寝られるほどの体力がなくなっているのです。

そう、歳を取ると寝るのにも体力が要るんですよね。お年寄りの朝が早いのは、あれは惰眠をむさぼるほどの体力がなくなっているからだと思います。若いときは、休日ともなればそれこそお昼の12時近くまで寝ていられました。寝ても寝ても寝たりないし、二度寝をするのが何よりの快楽だったのです。

それが歳を取るとともに、だんだん早朝に目が覚めるようになり、なおかつ二度寝をしようとしてもそれが「しんどい」と感じられるようになりました。しんどさを抱えたまま横になっているよりは、起きて家事をするなど体を動かしたほうがまだラクだというので、起きちゃう。

この、ああもうこれ以上寝ていると「しんどい」という感覚を言語化して伝えるのはなかなか難しいです。周囲の同僚に言っても、みなさんまだそこそこお若いので「え〜、そんなことある?」と取り合ってくれません。でもホントなんです。歳を取ると寝るのにも体力が要るのです。

それでもまあ、いまのところ私は、寝つきだけはとてもいいです。早朝からジムなどでけっこう身体を動かしているので、布団に入ったらコテンと寝てしまう。これで入眠もしにくくなったらかなりのストレスになると思うので、運動だけはサボらないようにしています。


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