インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

SNSとの新たな関係

ここ数ヶ月、SNSから距離をおいていました。ごくごく私的なつぶやきや、いわゆる「リア充自慢」や、どうでもいい情報についつい時間を取られ、「本当に大切なことに集中する」ことができないと思ったからです。もともとSNSはかなり断捨離をして、最近はTwitterくらいしか使っていませんでした。Facebookメッセンジャーでの連絡のみ。リツイートしたり「いいね」を押したりもほとんどせず、ようやく心の平穏を取り戻すことができたように感じていました。

それはそれで大切にしたい状態だったのですが、ここに来てこの「COVID-19*1」の広がりを受けての在宅勤務、そしてオンライン授業の要請。これは大変なことになったとようやく重い腰を上げてネットをあちこち検索してみると、SNSで、またご自身のブログやウェブサイトで、様々な取り組みを展開し、公開されている方々が大勢いらっしゃることが分かりました。

SNSは確かに、なんの目的も方針も持たずに身を委ねると、それこそあっという間に自分の心と時間が奪われて「注意の経済」に飲み込まれてしまいます。でもそこで自律を保ち、自分の頭で考え、雑音にとらわれず、情報を汲み取って、自らのやるべき仕事をしっかりやっている人たちはいるんですよね。その人たちとつながるためのSNSとして使うのならばよいのではないかと思い直しました。

それにしてもみなさん、この困難な時期にあって、とても前向きかつ謙虚です。例えばこれまでに前例のない規模で展開されようとしている(展開させられようとしている?)オンライン授業についても、自分の知っていること、得意なことは惜しみなく他人とシェアし、逆にわからないこと、不得手なことは臆せず他人に教えを請う。あたり前のことですけど、そういう気持ちの良い方々がたくさんいるんだなということにも気づきました。

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https://www.irasutoya.com/2019/01/blog-post_223.html

SNSって、例えばTwitterなら罵詈雑言ばかりがあふれていて、Facebookなら上述した「リア充自慢」でネガティブな感情を刺激されてばかりで……と「SNS絶ち」を選択する方も多いようですが(私も一時期そうでした)、そこは使い方次第。ただその使い方にはある程度意志の力が必要で、ただ漫然と身を委ねると「ダークサイド」に引きずり込まれちゃう。そんなイメージでこれからもSNSを使い続けていこうと思いました。

*1:新型コロナウイルス感染症」というのも長ったらしいですので、これで。ちなみに最近知ったのですが、病名が「COVID-19」で、ウイルス名が「SARS-CoV-2」と表記し分けるんだそうですね。