きのうアメリカ人留学生と話している時に、日本人の習慣で興味深いのは「SNSに自分の顔を出したがらないこと」だという話になりました。え〜、そうかなあ、自撮り写真をSNSに上げている人は日本でもたくさんいるんじゃないかと思ったのですが、その留学生によると、たとえばSNSのアイコンなど、自分の写真を使っている人はすごく少ないと。
また自分の写真をSNSに上げている人も、顔の一部を隠していたり、加工していたり、顔がわからないくらい小さかったり(全身の写真とか)、いまだったらマスクをしていたり、とにかく日本人は素顔をさらすのがあまり好きじゃないという印象を持っているんだそうです。なるほど。
たしかに、このはてなブログや、Twitterなどでも、自分の顔写真をどーんとアイコンにしている日本の方は少ないかもしれません。そしてそう言われてみれば、海外の方は比較的自分の顔をアイコンにしている人が多いような気もします。でもそれほど大きな差ではないようにも思います。でもくだんの留学生はそこにある種の「日本人らしさ」みたいなものを見つけているんでしょうね。
あと「シェアレンティング」みたいな言葉に代表されるように、親が自分の子供の写真をやたらネット上に上げるのは危険じゃないかという意識もあるかと思います。でもこれも、アメリカ人は自分のみならず自分の子供の写真もどんどんアップするのが好き、とその留学生は言っていました。
そうか……私自身はいままでSNSのアイコンなどはイラストを使って来たことが多かったけど、考えてみれば別に自分の顔がネットに流れてもどうってことないかなと思います。じっさい私はSNSをすべて実名で使っていますし、その名前でGoogleなど検索すれば私の写真も見つかっちゃいますし。