インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

語学を細々と続ける

「COVID-19」が社会全体に影響を与えているこの大変な時期。仕事や暮らしのことで精一杯で語学なんて、ましてや趣味の語学なんていちばん後回しになりそうな状況です。実際、趣味で続けているフィンランド語の講座は、学校から休講のお知らせが来たっきり、再開の目処はまったく立っていません。

でもここで中断したままに放り出しておくと、たぶんもう続いていきません。語学をやったことがある方なら同意してくださると思うんですけど、語学って、いったん休んでしまうと、元のペースに戻すのにとても体力がいるんですよね。いや、これはどんな学びでも同じかもしれません。トレーニングだって一週間もサボっちゃうと驚くほど身体が重いし、もとに戻すまでの気持ち的にもしんどい。

だから、こんなときでも「細々と続ける」ことが大切だと思います。たしか黒田龍之助氏の『外国語の水曜日』には「外国語学習にとって最も大切なこと、それはやめないことである」と書かれてありました。俳優の渡辺謙氏も「語学は雪のようなもの」とおっしゃっていました。不断に降り続いていないと(=学び続けていないと)すぐに溶けてなくなってしまうと。

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というわけでフィンランド語は、簡単な読解のテキストをやったり、単語を覚えたり、活用を練習したり、音読をしたりして、来たるべき教室の再開に備えています。

それから、もう長い間「中二レベル」から進歩していない英語。これは「Duolingo」で1400日以上連続してやっています。というか、逆に言うとこれしかやってません。

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Duolingoでは、毎週の練習量に応じて所属する「リーグ」が上がっていきます。リーグは週ごとに10位以内に入らないと上のリーグに上がれず、45位以内に入らないと下のリーグに落ちてしまいます。これを世界中の参加者と競っているのです。いまは一番上のダイヤモンドリーグにいるので、少なくともリーグ落ちしないくらいというのを「自分ルール」にして負荷をかけて学習をしています。あと、課金すれば効率的に順位が上がるんですけど、それをしないでやるというのも自分ルール(Duolingoさんには申し訳ないですけど)。

語学においては、人と競うのはまったく意味がありませんし、そもそも競うのは大嫌いですけど、Duolingoの「リーグ」は、学習を続けるモチベーションづくりに役立ちます。

中国語は……いちおう仕事で使っていますからなんとかなる、と思っていたのですが、在宅勤務が長期化して中国語のインプット・アウトプットが減ったのか、ちょっと筋力の衰えを感じています。どんなに訓練をしてきていても、母語ではない第二言語はサボるととたんに筋肉が落ちるのが悲しいところです。

加えて長らく趣味と実益(教材づくり)を兼ねてやってきたディクテーション(書き取り)も、Google Documentの音声入力機能がかなりの精度で登場してからこちら、忙しい時はつい頼ってしまってでサボりがち。

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これはいけません。この先の展開が見えず、いつ使うかもわからない教材をせっせと作るってのはなんだか虚しいのですが、ここはまた愚直にディクテーションする習慣を復活させようと思います。