通訳の教材として使ったこちらのYouTube動画。イングランド出身で上海在住のMichael氏は、毎朝自分とパートナーのために二食分の朝食を作り、それを対称に配して真上から写真を撮り、Instagramに上げているそうです。いいですねえ。ほとんど毎日コーヒーとシリアルだけの朝食を食べている私とは雲泥の差です。
その中で氏が「ニューヨーク風」だと言っているゴマとケシとキャラウェイをまぶした手作りのベーグルがとてもおいしそうで魅せられました。日本でも最近はベーグル専門店などが増えましたけど、こういうタイプのベーグルはなかなか売ってないんですよね。生地のバリエーションは多いのですが、みんな表面がツルッとしているタイプばかりで、この動画に出てくるような「まぶし系」はなかなか売っていません。
しかもフルーツを混ぜ込んだり、ココア味や抹茶味だったり、どちらかというとベーグルが菓子パンの延長と捉えられているふしがあるような。もちろんベーグルのサンドイッチなども売られていますが、日本ではまだ食事パンとしての地位は確立されていないような気がしています。
以前ニューヨークに行ったときに、“Barney Greengrass”というジューイッシュデリでサーモンを挟んだベーグルを食べました。とてもおいしくていまだに記憶が鮮明ですが、そのベーグルもたしか「まぶし系」だった記憶が。コロナ禍が収まったらまた行ってみたいです。
Real New York Bagelswww.barneygreengrass.com
東京で「まぶし系」のベーグルが気軽に買えるのは麻布十番の「日進ワールドデリカテッセン」みたいな外国籍の方々御用達のスーパーかなあ。こうやって書いていると無性に食べたくなりました。明日仕事の帰りにでも寄ってみようと思います。