インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

とにかく疲れている

ここ数ヶ月、ずっと疲労感が抜けません。5〜6年ほど前に、男性版更年期障害とでもいうべき身体の不調にさいなまされていた時期があり、それから積極的に身体を動かすべくジムに通い始めて、一時期はかなり元気になっていました。それがここにきて、またまた不調に。感覚的なものですが、「しんどさ」の度合いから言えば以前よりもっと疲れているような気がします。

まずは年齢のせいかなとは思います。暮らしのさまざまな局面で、昔のように無理が効かなくなっており、仕事のやり方をあれこれ工夫して残業はできるだけやらないようにし、睡眠時間も十分取るようにし、なによりお酒も飲まなくなったというのに、この途方もない疲労感ときたら。

運動のやりすぎなのではという意見も周囲からちょうだいしました。確かに、一時期は「週5」から「週6」でジムに通っていましたから、そりゃ疲労もするだろうと。疲労困憊で仕事に影響が出るのは本末転倒なので、現在は少し回数と、一回あたりの時間を減らしています。それでも慢性的にしんどい。もはや「ああ、しんどい」という言葉が一日に何度も無意識のうちにこぼれ、周りから「また言ってる」と指摘されるほどです。

定期的な健康診断では特に何も所見はつきませんし、念のために受けた特別な検診や血液検査などでも何も異常は見つかりませんでした。それでもつねに疲労感がつきまとっているのはどうしてなのか。昨年新型コロナウイルス感染症に罹患したので、その後遺症という可能性もありますが、これはよくわかりません。

あと、周囲からは「肉体疲労時の栄養補給に」系のドリンクやサプリや、あと漢方薬の服用なども勧められますが、これまでのところ私はそういった物に頼るのはよしとしないという姿勢を維持してきました。いったん頼ってしまったら、もう二度とそれへの依存から抜け出せないような気がするからです。


https://www.irasutoya.com/2017/09/blog-post_383.html

あまり認めたくはないのですが、これはもう東京の都心で一日の大半を過ごすという現在の仕事と暮らしのありようが自分的には限界なのかもしれません。といって、資産もほとんどないような私が東京を離れたら、まず食べていけなくなるでしょうし……。

本来なら、今日から新型コロナウイルス感染症法上の位置づけがいわゆる「5類」に移行して、うんざりするほど長かったコロナ禍が名実ともに「明けた」感で清々しい気持ちになるところ。なのに、このなおも重苦しい疲労感はどうでしょう。ああもう今日は仕事を早く切り上げて、家に帰ってビールでもぱーっと……あ、すでにお酒が楽しめない身体になってたんでした。