インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

心身の衰えがハンパない

これが夏バテというものなのか、ここ数週間ほど身体の調子がひどく悪いです。ジムで身体を動かしている時はほとんど感じないのですが、ふと気がついてみると全身にただよう倦怠感。数年前に男性版更年期障害」に耐えかねて体幹レーニングや筋トレをはじめ、しばらくは持ち直していたのですが、ここにきてまた以前のような疲れが蓄積する状態になってしまいました。

もちろん「寄る年波」ということもあるんでしょう。なにもかも以前と同じように変わらず……というのが詮ない望みであることはよく承知しています。それにしても、この疲れの「抜けなさ」はいったい……。筋トレには休息も大切な要素ということで、きちんと休むようにはしていますし、食欲も今のところ落ちていないんですけど、とにかくいつもものすごく疲れているのです。

たぶんこうやって、疲れが抜けなかったり、また元気が持ち直したりを行きつ戻りつしながら、徐々に高齢者の暮らしに近づいていくんでしょうね。いまのところはまだ仕事もきちんとこなせていますが、先のことを考えるといささか心許ないです。いや、先のことを考えてもしかたがないですか。なんとか自分の老いと折り合いをつけるすべを模索していかねばなりますまい。


https://www.irasutoya.com/2018/10/blog-post_82.html

あとひとつ、自分で「これがいけないのかも」と思ったのは、二年ほど前からやっているグレイヘアです。白髪が増えてきて、定期的にヘアカラーをするのも面倒だし、なにより自然体でいいじゃない、老いを認めちゃえばいいじゃない、ということで染めずにグレイヘアへ移行したのでありましたが、ひょっとしてこれも心理的には老いや疲れを加速させているのではないかと。

なぜかというと、グレイヘアにしている自分を毎日鏡で見ることになるわけですね。自分の顔と頭髪ですから、特段なんということもないのですが、これが意識下では「自分は老いつつある」という暗示なり追認なりを積み重ねているのではないか、それが「心身ともに」の「心」の部分で老いや疲れを後押ししているように思えてきてしまいました。んなわけないでしょ、とツッコミが入りそうですが。

そんなことを妻に言ったら、「そうよ。私はずっと前からそう思っていたけど、アンタがグレイヘアでいいと言うから黙ってた」だって。ええ〜(´·ω·`)。わかりましたよ、次に髪を切るときに染めてきます。不惑をはるか昔に通り過ぎたのに、いまだに惑い続けています。