インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

フィンランド語 69 …日文芬訳の練習・その6

先日のオンライン授業で、先生が「語学学習とは?」と題してこんなことをおっしゃっていました。

1.学習した単語を暗記する(毎回最低5分)。
2.文章で使われた文法事項を理解する。
3.文章で使われた語形変化をすべて作ってみる。
4.文章を日本語に訳し、違いを学ぶ。
5.訳した日本語をフィンランド語で書いてみる。
6.訳した日本語をフィンランド語で話してみる。
7.これが終わったら以前に学習したことの復習をする。
1から7をバランスよく平日は繰り返して勉強する。

なるほど〜。3の「語形変化」はフィンランド語ならではですけど、それ以外はどんな語学にも共通することですよね。私は1は通勤電車の中でやっていますが、教科書に出てくる語彙がどんどん増えてきて、なかなか定着しません。2も特に時制による変化の理解がまだ曖昧な気がしています。あと「条件法」とか「受動態」とかの理解も。

4は外語学習の醍醐味ですよね。自分の母語との違い、つまりこの世界の切り取り方の違いを感じられる瞬間が、語学で一番エキサイティングなところじゃないかと個人的には思っています。5は毎週ほそぼそと続けていますが、6はまだ全然やっていません。そうか、せっかく先生に添削していただいたのですから、自分の書いた文章を暗記して口慣しすればいいんですね。なにせ自分の書きたいことを書いたわけですから、一番自分に馴染んでいる内容なんですし。

「平日は繰り返して勉強する」というのは、先生ならではのお考え。先生は、暮らし全部が語学に取られるなんて不健全だと考えておられるようです。私も全く同感です。語学は一定程度精力を傾けて取り組む必要はありますが、何も人生すべてをかけなくていいし、またその必要もないと思います。平日の隙間時間を利用して一生懸命学ぶのはいいけれど、休日は他のことをやって息抜きしたほうがいいかもしれません。語学に「胆」を取られないためにも。

中年になって、ずっと身体の不調が続いていました。肩こりと腰痛がひどく、毎日とても疲れて気持ちも落ち込むのです。そこでジムに通って「筋トレ」をすることにしました。通い始めて三年ほど経ち、今では調子が良くなり、筋肉もつきました。「筋トレ」と聞くと「ボディビルダー」のような体型を目指していると誤解する友人もいます。でも私はそうではありません。心と身体の健康のために、これからもジムに通おうと思います。


Keski-ikäisenä olin jatkuvasti ollut huonossa kunnossa. Minulla oli hirveästi olkapään ja alaselän kipua, tunsin itseni kauhean väsyneeksi ja masentuneeksi päivittäin. Sitten päätin mennä kuntosalille, ja aloitin painoharjoittelun. Noin kolmen vuoden jälkeen, olen tullut terveeksi ja lihaksikkaaksi. Jotkut ystävät ehkä ymmärtävät väärin, että haluan olla niin lihaksikas kuin kehonrakentaja, mutta en ole ollenkaan. Haluan käydä jatkuvasti kuntosalilla henkisen ja fyysisen terveyden vuoksi.


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