インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

カーテンの向こうに

年始の帰省ラッシュを避けて、年越し前に実家がある北九州市から東京に戻りました。スターフライヤーの座席も空席が目立っていました。機内のビデオサービスを適当に選んで見ていたら、10分弱ほどのショートショートフィルムが二作品流れていて、一本はイタリア語、もう一本は“Joulupuu(クリスマスツリー)”という単語が聞こえたので「あれっ?」と思ったら、案の定フィンランド語の映画『カーテンの向こうに(Verhon takaa)』(Teemu Nikki 監督)でした。

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Watch Behind the Curtain/ Verhon Takaa by Teemu Nikki Online | Vimeo On Demand on Vimeo

作中に登場する二人の少年がクリスマスソングを歌っていたので、帰ってから調べてみたら、フィンランドではとてもよく知られている童謡だそうです。

Joulupuu on rakennettu – Wikipedia

Joulupuu on rakennettu(Christmas tree has been built)
Joulu on jo ovella(Christmas is already here)
Namusia ripustettu(Sweeties are hanging)
Ompi kuusen oksilla(In spruce's branch)
https://lyricstranslate.com/ja/joulupuu-rakennettu-christmas-tree-has-been-built.html

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エンドロールにこんなCDのジャケットが出てきて、おじさんの声でこの童謡が歌われているんですけど、これは人前で歌えないほどシャイだった主人公の Mikko 少年が後年歌手になってCDを出したという設定なのかしら。そしてこのジャケットに写っているおじさんは Teemu Nikki 監督なのかな。エンドロールには“Laulu, käsikirjoitus ja ohjaus(歌、脚本、演出)”として監督の名前が出てくるから、たぶんそうなんでしょう。

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ちょっと寂しげな歌ですし、クリスマスソングですから時期的にはもう過ぎちゃってるんですけど、歌を聞いているうちになんだかしみじみとした年の暮れになりました。