山口県産の、とても上等な瓶入りの塩ウニを頂きました。小さな瓶ひとつで数千円もする高級品です。ウニは大好きなのでとっても嬉しいんですけど……正直言いまして、あのエチルアルコールの香りが少々苦手です。封を開けて一口食べてみたんですけど「やっぱり、だめ〜」。
というわけで、台湾で食べた「海膽炒蛋」にヒントを得て、ひと瓶丸ごと卵と一緒に炒めてみることにしました(ごめんなさい)。「海膽炒蛋」はその名の通り、生ウニを卵と一緒に炒めてスクランブル状、あるいはオムレツ状にしたものです。こちらは澎湖小門嶼の食堂で食べたもの。
こちらは澎湖七美嶼の港で食べたもの。ケチャップが添えられています。
卵に混ぜて、ネギのみじん切りも足して、塩ウニに塩分があるので味つけは全くせずに炒めてみました。結果、アルコールがほどよく飛んだのか、すごくおいしかったです。
それにしても、高級瓶詰めウニを炒めるなど、生産者の方々からすれば噴飯ものかしら……と思ったのですが、試みにネットを検索してみると、当の生産者である「山口県うに協同組合」のウェブサイトで「瓶詰めうにを使った料理レシピコンテスト」というのが開催されており、みなさん既にばんばん炒めちゃってました。
ここだけの話、やはりみなさんもあのエチルアルコールの香りはいかがなものか、と思ってらっしゃるんじゃないかなあ。あと、どうでもいいことですけど、塩ウニの瓶って、ガラスがものすごく分厚くて、瓶の外観のわりにはちょっとしか入ってないですよね。それでもガラスによる屈折のせいか、外観からは瓶いっぱいに入っているように見えるんですよね。
……みみっちい話で失礼いたしました。
追記
Twitterでこんなレシピを教えていただきました。
アルコール漬けうにはうに飯にすると美味しいですよー😄アルコールの匂いも飛んでまったくわかりません。うにと白だし少々、いつもの水加減でスイッチポン。炊けたらよくかき混ぜてきざみノリをぱらり。オススメです🤩
— 鳩さぶれ (@kaesan157) 2018年8月28日
なるほど〜、もうひと瓶「うにさざえ」があるので、さっそくやってみたいと思います。こうしてみると、瓶詰めのウニは「そのまま(お酒のおつまみなどとして)食べる」というのが一番「芸のない」食べ方なのかもしれません。