インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

サラダチキンを自分でつくる

「筋トレ本」の著者Testosterone氏が最上の蛋白質補給源としてお勧めされていた「サラダチキン」、近所のスーパーで買ってみようと思ったのですが、結構いろいろな添加物が入っているんですね。一点だけ「無添加」というか、「国産鶏むね肉使用、化学調味料・保存料・食品添加物不使用」とうたわれているものを買ってみました。

……が、も〜パッサパサで、全然おいしくないです。

これなら自分で時々作るやつのほうがずっとおいしいと思うので、ここに作り方を記します。といっても私が考えたんじゃなくて、NHKの「ためしてガッテン!」で紹介されていた作り方をアレンジしただけですが。

qianchong.hatenablog.com
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まず鶏胸肉(皮なし)の表裏全体にフォークを突き刺して穴を開けます。

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次にジップロックにほんの少々の砂糖と塩と水を入れるのですが、うちは砂糖を使わないので代用のメープルシロップ。塩は塩麹を使ってみました。これらが細かく開けた穴に染み込んで肉のジューシーさを下支えしてくれます。

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お湯を沸かし、炊飯器の内釜にいれて保温モードに。そこに空気を抜きながら口を閉めたジップロックをドボンとつけ込みます。

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蓋を閉めて、このまま1時間半ほど放置するだけ。いわゆる「低温調理法」をまねたような方法ですね。出来上がったら取り出して、しばらく粗熱を取ります。

これでもう完成なんですけど、切り分けるときにコツがあります。それは鶏胸肉の繊維を断ちきるように切ること。これで柔らかさ倍増です。切り方はこちらの図を参考にしてください。赤い線が肉の線維、青い破線が切り方です。

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驚くほど簡単にできて、驚くほど(誇張ではなく本当にお箸でちぎれるほど)柔らかく、おいしいです。写真のようにマスタード(これは緑色のエストラゴンマスタード)をつけてもいいですし、一番のおすすめは「柚子胡椒」です。サンドイッチに挟んでも。塩分かなり控えめ(というかほとんど入ってない)なので、その点でも市販のサラダチキンよりよほど健康的です。

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