インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

自分の寿命を計算する

ビル・パーキンス氏の『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』を読んでいたら「寿命計算機」の話が出てきました(ちなみにこの本、副題からしても怪しさ満点の自己啓発本っぽいですが、実はとても考えさせられる良書です)。残りの人生をより良く生きるためにも大切なことだと思ったので、自分の寿命(余命)を計算してみました。

ネットで「寿命計算」を検索すれば、いくつかのサイトが見つかります。年齢や身長・体重などの数値、それに生活習慣などに関するいくつかの項目に答えると、自分が何歳まで生きる可能性があるか、あとどれくらい生きられるのかが数字として示されます。あくまで統計的な平均値ではありますが、具体的に「残りの日々」を知るというのは、ともすれば日常のルーティンに追われて惰性的に暮らしてしまいがちな私にとって、とても新鮮でした。

様々な統計の平均値を取っているんだから当たり前といえば当たり前ですが、いくつかのサイトにおける計算結果はほぼ同じでした。私はあと25年くらい生きられる可能性があるようです。数年前に「あと20年しかない」というエントリをこのブログに書いたことがありますが、あの漠然とした予想はけっこう当たっていたわけです。

qianchong.hatenablog.com

ここ数年、日々体力の衰えを感じていて、あれこれのことが昔のようにはできなくなっていることを実感しています。これはますます、やりたいことをやれるうちにやっておかなければ。私の妻は前々から「絵を習ってみたい」と言っているのですが、だったらいますぐに始めたほうがいいよ、と勧めているところです。

ところでこの寿命計算、ひとつだけアメリカのサイトでやってみた結果は日本の各サイトの結果とかなり違っていました。それによれば、私がこの世を去るのは“Tuesday, July 6, 2038”だそうです。つまり余命は15年ということですね。日本のサイトによる計算結果より10年ほど短いです。

おそらくこのサイトはアメリカ人の統計に基づいているのでしょうから、これは彼我の平均寿命の差や社会状況の差などが影響しているのかもしれません。