インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

Macの「写真」でテキスト認識表示を使用する

Macbookで写真を整理していて、先日撮った「SOYJOY」の写真をなにげなくダブルクリックしたら、文字の部分が選択されました。macOS Montereyから、画像内の文字をテキストデータにできる新機能が追加されていたとのことです。知りませんでした〜。


support.apple.com

macOSの設定から、一般、言語と地域に進むと「テキスト認識表示」のボタンがあります。これがオンになっていると使える機能だそうです。私は自分でオンにした記憶はないのですが、先日OSをアップデートしたので、macOS Venturaからはデフォルトでオンになっているのかもしれません。

この機能が面白いのは、活字だけでなく手書き文字でも、また斜めになっていても、けっこう認識するところです。認識した後はその意味を確認したり、その言葉でネットを検索したりすることができます。外語の場合は翻訳機能も使えますが、フィンランド語はいまのところ対応していないみたい。

また手書きが荒いと、他の言語に認識されちゃったりもします。これはフィンランドの市場で撮影した“kantarelli(カンタレッリ:杏茸)”なんですけど、トルコ語と認識しちゃったようです。でも横の三角ボタンを押すと発音してくれたりして、けっこう便利です。

考えてみれば、カメラを文字に向けると自動で翻訳してくれる機能などけっこう前からありますから、こうした機能も当たり前のように使えるのかもしれません。便利ですが、便利すぎて、これはますます外語を学ぼうという人が減っちゃうかもしれません。きのう「スマホデトックス」の話を書いたのですが、スマホへの依存はますます強まるばかりです。これはよほど意識的に使わなければ……と気持ちを新たにしました。