昨日ご紹介した石川禎浩氏の『中国共産党、その百年』ですが、中国の近現代史、その時代時代の空気や雰囲気を感じるためのひとつの切り口として、流行歌の数々がコラムの形で紹介されているのが、個人的にはとても楽しかったです。
私も、いまではまったく行かなくなりましたが、中国語学校に通ったり留学したりしていた頃はカラオケによく行って、このコラムで紹介されている流行歌の数々を歌いました。事前に歌詞を調べ、ピンインをふり、発音を練習して……けっこう勉強になりました。留学生の通訳クラスでも「余談」的に紹介することがよくあるので、この本に出てきた流行歌を備忘録的に列挙しておこうと思います。
《國際歌(インターナショナル)》
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《鞏金甌》
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《卿雲歌》
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《送別》
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「♪暮れゆく秋の夜……」
《國民革命歌》
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「♪Are you sleeping brother John?」
《何日君再來》
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《大海航行靠舵手》
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《我們走在大路上》
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《歌唱祖國》
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《祝酒歌》
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《在希望的田野上》
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《大海啊,故鄉》
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《龍的傳人》
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《血染的風采》
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《我的祖國》
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《習主席和全國人民在一起》……ごく最近作られたという習近平氏を持ち上げる歌ですが、これだけはYouTubeにも他の動画サイトにも見当たらないようでした。これだけ娯楽の選択肢が増えまくっている現代、以前のような官製のプロパガンダはもはやあまり有効ではなくなってきているんですね。そりゃそうだ。