いつも古本を買い取ってもらっているバリューブックスさんが『11月の大掃除』と銘打って「送料無料 & 買取額15%アップ」というキャンペーンを行われています。年末の大掃除時期には大量の古本が殺到して大忙しになるので、早めの大掃除で読まなくなった本や読み終えた本を売りませんかと。
それでこの週末、書棚を整理して段ボール箱ふたつぶんの古本を発送しました。その勢いで机の引き出しなども整理していたら、三菱銀行のキャッシュカードが出てきました。三菱東京UFJ銀行じゃなくて三菱銀行です。ネットで検索したところによると三菱銀行の名前が合併で消えたのは1996年だそうですから、少なくともそれ以上前に作った口座のカードということになります。
そうそう、たしか熊本県の水俣市に5年間ほど住んだのち、東京に戻ってきて再就職したので、給料振込み用の口座として自宅アパートに一番近かった三菱銀行に口座を作ったのでした。もう四半世紀以上前になるんですね。懐かしいです。
このキャッシュカードはいまでも使えるのでしょうか。口座番号は変わっていないので多分使えると思いますけど、ここ十年ほどは銀行の窓口はおろかATMさえ使っていないのでよくわかりません。そういえば銀行の通帳はどこに行ったかしら。銀行の預貯金や振り込みなどをすべてネット経由で行っているので、通帳も持っていないのです。
キャッシュカードや通帳もそうですけど、日常の支払いもほとんどスマートフォンになったので、現金というものをほとんど使わなくなりました。定期券もスマートフォンに入っていますし、ポイントカードのたぐいは面倒なのでほとんど断っています。
いまはまだ多くのお店でICチップつきクレジットカードを差し込むよう求められますし、ほんの一部のお店では現金しか受け付けてくれないので財布は持っていますが、以前に比べたらとても小さく軽くなりました。はやく財布を持たなくていい時代にならないかな。
ところでこの三菱銀行、もとい、現・三菱東京UFJ銀行の口座はいまでも持っていて使っています。ほんとうはネット銀行1行だけに絞りたいのですが、いくつかのサービスで*1月々の引き落としにネット銀行は使えないという謎のルールがあって、それで仕方なく。
日頃使っている東急や京王の定期券も、スマートフォンにPASMOが入ってから、それまであった「東急カードや京王カードでしかクレジット決済ができない」というルールが改善されました。定期券の更新もスマートフォン上ですべてできて、駅の窓口に並ぶことも今はありません。過渡期なのだとは思いますが、もっともっとネット上の金融の風通しがよくなってほしいと思います。そうしたら、この懐かしい三菱銀行のキャッシュカードともお別れですね。