尾瀬ガイド協会がTwitterの公式アカウントで差別的なツイートを繰り返していた問題で、会長名による「差別的投稿の経緯・問題点・今後の方針」という文書が発表されていました。
https://oze.guide/free/houshinoze.guide
megalodon.jp
▲元リンクが切れていたので、こちらの「魚拓」にリンクをはらせていただきました。
タイトルにもあるように、経緯、問題点、処分、今後の方針、そして謝罪という包括的な総括が行われており、同様の事件の「幕引き」でよく見られる「誤解を与えたのであれば/不快に思った方がいるのであれば、謝りたい」という「謝罪、のようなもの」とは一線を画しているものでした。まさに「画期的」だと思います。
こうした総括が画期的だと感じてしまうほど、私たちの社会の(特に日本の)状況はまだまだ遅れているわけですが、それでもこうした対応を取ることができる団体があるのだという点は、私たちを励ましてくれるものではないでしょうか。
関係者については厳しい処分が行われたようですが、私としてはそうした厳しい処分に「溜飲を下げてスッキリ」するのではなく、まさに他山の石として自分への戒めにしたいと思います。そして自分の周囲でも同様の無知による差別的な言辞があった際には、その場できちんと指摘して改善を促し合える(自分もする可能性あり)心構えを日頃から持ち続けておかねばと。
朝からいい文章を読みました。