フィンランド語の教室はオンラインでの授業が続いています。ここのところは授業の最初に「基本に戻って復習しましょう」ということで、私たち生徒が2〜3人ずつZoomのブレイクアウトルームに分かれて、動詞の復習をしています。誰かが動詞の日本語を言って、他の人がフィンランド語で答えるという、一種のクイックレスポンスです。
単に動詞を言うだけじゃなくて、時には「過去形で」とか「一人称から三人称まで単数・複数をセットで」とか「受動態の過去分詞で」などの注文もつけます。なかなかスリリングですが、先日も動詞の変化がすらすらと出てこなくて、冷や汗をかきました。最近忙しさにかまけて、動詞の変化をあまり練習していなかったのです。
これではいけないと思って、また動詞の練習を習慣化するべく頑張っているのですが、人称と時制と単数複数をすべてやっていると、膨大な量の動詞をなかなか消化できません。ということで、以前自分でもブログに書いた能動態と受動態の現在形・過去形・過去分詞だけ作るワークシートを作ってみました。ひとつの動詞に対して、こういうバリエーションを作ります。
能動態(主語あり) | 受動態(主語なし) |
現在形 | 現在形 |
過去形 | 過去形 |
過去分詞 | 過去分詞 |
過去分詞ができれば、過去形の否定・現在完了形・過去完了形まで一気に作ることができますから、とりあえずは動詞の原形が与えられたら、即座にこの6つを作ることができるかどうかが大切ということで、当分はこれでどんどん数をこなしてみようと思います。例えば「lukea(読む)」が与えられたら……
luen | luetaan |
luin | luettiin |
lukenut | luettu |
「nukkua(眠る)」が与えられたら……
nukun | nukutaan |
nukuin | nukuttiin |
nukkunut | nukuttu |
……と、作っていくのです。やってみると、変化の規則がうろ覚えになっているところがかなりあります。あああ。