インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

フィンランド語 67 …日文芬訳の練習・その4

オンライン授業で毎週提出しているフィンランド語の作文、Twitterのツイート1本ぶんか2本ぶん書くだけでもかなりの時間がかかりますが、一度やめたらたぶん続かなくなると思うので、必死で書いています。

教室で先生が文章を解説する時や、自分たちで文章の読解をする時、フィンランド語の文を理解する手順みたいなものがあって、それに倣って作文をしています。先生いわく、フィンランド語の読解では文頭から単語を追って読もうとしてもうまく行かないことが多く(語順で話す言語ではないので)、まずは動詞を見つけ、それを起点に文の構造を読み解いていくのがいいのだとか。

それで作文も、まずは「誰が→どうした」を考えて、そこに要素をつけ加えていくようにしました。つまりまず主語と動詞を決めるのです。とはいえ作文は自分のこと(本当のことではなく創作でもいいけれど、とにかく自分がどうする、自分がどう思うという文章)を書くことが多いので、なんといっても動詞を決めるのが第一歩ということですね。そしてフィンランド語では動詞が人称によって変化する、つまり動詞に人称が含まれているので、最初にだけ主語を出したら、その後は主語を省略します。何度も「私は〜」「私は〜」とやると、くどくなるみたい。

フィンランド語は時制や格によって語形変化が激しいので、本当は最初からそれを折り込みつつ作文をして行くべきなのだろうと思います。ただ私はまだそこまで習熟できていないので、とりあえず辞書形(原形)で単語を並べ、そののちに時制や格を整えています。単数か複数か、可算か不可算かなども考えながら。

あまり複雑なことを書こうとしても無理なので、なるべくこれまでに習ったことのある単語を使って作文をするようにしています。もしくは直近の授業で習った表現を使ってみるとか。最初に日本語を作って、それをフィンランド語に移し替えますが、ここでは最初の日本語をできるだけ短い文章で切りながら書くこと、日本語の表現にとらわれず(多少幼稚になるのもいとわず)簡単な表現で書くのがよいようです。とにかく、初手から凝ったことを書こうとしないこと。日本語の表現に近づけようとして日芬辞書などを使うと、かえって収集がつかなくなるように思います。

全部できたら、参考までにGoogle翻訳フィンランド語から英語に訳してみます。さらにその英語に手を入れて、フィンランド語に訳し戻してみる。そうしてできたフィンランド語の文章を自分の作文と比べてみます。この方法は多少「微妙」で、あまり寄りかかりすぎると最初からGoogle翻訳を使って作文をしたくなるので注意が必要です。あくまでも最後の確認程度に。

フィンランド語から訳された英語が奇妙なものになっている場合、よく見ると綴りが違っていたり、時制が違っていたり。あと、まったく意味不明な英文になった場合はもう一度自分の作文を検討し直します。これまでの印象ではGoogle翻訳の「芬→英」の場合、文章全体の構造はあまり問題がない一方で、単数や複数の訳し分けがかなり怪しいという感じです。

若い頃、仕事をやめ、奨学金を得て中国へ留学しました。それは人生最高の日々でした。留学する前は日本のことがあまり好きではありませんでしたが、留学して日本の別の側面が見えるようになりました。先週フィンランド語のクラスで、フィンランド教育省の夏期大学プログラムを知りました。いまも行われているかどうか分かりませんが、いつかぜひ参加してみたいと思います。
Nuorena minä olin jättänyt työpaikkani kesken ja saanut stipendin, menin Kiinaan opiskelemaan. Se oli elämäni paras päivä. Ennen kuin opiskelen ulkomailla, en ollut tykännyt Japanista niin paljon, mutta sen jälkeen olen osannut ymmärtää monta Japanin eri puolia. Viime viikolla suomen kielen kurssilla, tiesin että Suomen opetusministeriö järjestää vuosittain kesäkursseja. En tiedä että ne ovat vielä järjestäneet, mutta jos ne jatkaisivat, haluaisin osallistua sellaisille kursseille.


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この作文を読んだ先生から教えてもらったんですけど、このフィンランド教育省のプログラムは基本的に大学でフィンランド語やフィンランド語教育を専攻している方が対象なんだそうです。そうなると私みたいな者には参加資格がないですね。残念。

このプログラムは1日に4時間くらい授業があって、そのうえ何時間もかかるような宿題が毎日どっさり出て、週末は週末で色々なイベントに参加し、それが4週間ほど続くというハードなものらしいです。物見遊山気分で参加するとえらい目に遭うそうですが、私は好きですねえ、こういうの。はやく仕事をやめて(こらこら)、そういう勉強三昧の日々に戻ってみたいです。