インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

授業料の減免を!

昨日の国会で、野党四党が新型コロナウイルス感染症の影響で経済的に困窮する学生を支援する法案を提出していました。「授業料半額免除」、「アルバイト減収分補償」、「奨学金の返済免除」が柱だそうです。ぜひ実現に向けて検討を進めてほしいと思います。

www.nikkei.com

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私が担当している学生さんは全員外国人留学生ですが、ただでさえ慣れない「アウェイ」な環境で暮らしているところに加えて、今回の感染症の影響を受け、これまた慣れないオンライン授業(遠隔授業)への対応を強いられて、かなりストレスがたまっています。私たち教員の対応もまだ手探りなところが多く、通常の対面授業と比較すれば現在のところは「バージョンダウン」感が否めません。留学生からは、学費の減免を求める声が少なからず届いていて、そのたびに胸が痛みます。

中には入国制限ギリギリで来日できたものの、春からの授業はストップ、もちろんアルバイトもできないし、周囲にまだそんなに知り合いもおらず、母国に帰ることもできないという状態で不安な日々を過ごしている新入生もいるのです。国の対応はとにかく遅くて後手後手に回りがちなので、とりあえず学校として何がしかの支援をしてほしいと我々教員も働きかけているのですが、規模の大きい学校ほど反応も鈍いようです(いや、規模が大きくてもいち早く支援策を打ち出しているところもありますから、これは「校風」ということになるのでしょうか)。

昨日もとある台湾人留学生から、今のような「目減り」した授業でお茶を濁すのは納得できないという長文のメールが我々教師あてに届いて胸を痛めていました。本当にその通りだなあと思うからです。もちろん「目減り」「バージョンダウン」と言われないくらいのオンライン授業を作って日々配信していますが、たしかに四月の初動段階では私たちも後手に回ったことは否めません。批判は甘んじて受け、今後巻き返したいと思っています。

この留学生はメールに「先生方が日々私たちのために頑張ってくださっていることはもちろん分かっているし、感謝している」という一言も添えてありました。う〜ん、外国人留学生にそこまで気を遣ってもらうこと自体が申し訳ないし、不甲斐ないです。なんとかせねばなりません。