インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

忘れ物をなくすために

週末に、眼鏡をなくしました。ふだん眼鏡をふたつ使っていて、ひとつは常につけている眼鏡、もうひとつは文字を見るときに使う老眼鏡です。なくしたのは常にかけているほうの眼鏡で、なぜ「常にかけている」のになくしたのかというと、最近は老眼がすすんで、老眼鏡をかけている時間のほうが圧倒的に長くなってきたからです。

外出中、どこかに置き忘れたようなのですが、週末に立ち寄ったそれぞれの場所での行動を思い出してみても、どこで眼鏡を外して老眼鏡にかけ替えたのかはっきりしません。ジムのように一切眼鏡をかけない場所もあります。というわけで、すべての場所に電話をかけて問い合わせ、場所によっては実際にもう一度行ってそこの人に確かめたのですが、結局どこも空振りでした。

それで諦めて、また眼鏡を作らなきゃ行けないなあ、痛い出費だなあと思っていたら、時々利用しているコワーキングスペースの店主さんからスマートフォンにショートメッセージが入りました。「眼鏡、お預かりしています」。おおお、お手数をおかけしました。感謝です。

感謝です……が、そのコワーキングスペースでも置き忘れていないかどうか確かめたのに不思議です。しかもその場所で作業をしたときに、どこに眼鏡をおいたのかもまったく思い出せません。最近はこういう感じで、何かをちょっとどこかに置いてそれを忘れてしまい、後から慌てるというパターンがよくあります。

先日もジムにトレーニンググローブを置き忘れてしまったようで、どこを探しても見つからないのでもうひとつ同じものを買ったところ、ジムのスタッフさんから「お忘れでは?」と声をかけてもらいました。そんなことを繰り返しています。

う〜ん、これも「老い」のひとつの表れなのでしょうか。あまり自分に暗示をかけたくないですし、認めたくもないのですが。

こういう小さなアクシデントは暮らしにつきもので、それを防ぐためにはどうすればいいか……たぶん、ものの置き場所を決めるなど、万一うっかり忘れても自動的に思い出せるような「しくみ」を意識して作る必要があるのでしょう。自宅ではもちろん、出先でも。例えばその辺に適当に置くのではなく、必ずカバンやバックパックのなかにしまうとか、自分なりのルールを徹底するしかないでしょうね。すべての持ち物にスマートタグをつけるなんてことはできないんですから。ともあれ、より日々の暮らしで注意深くならなければと思ったのでした。

f:id:QianChong:20211206105927p:plain
https://www.irasutoya.com/2021/08/blog-post_16.html