インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

視力がいいのに老眼なのはなぜ?

朝起きて新聞を読もうと思ったら、文字が少しぼやけて見えました。老眼鏡はかけているのに、です。これはまた一段と老眼が進んだかしら、それにしては急すぎるな……としばらく不安な気持ちで読んでいました。落ち着いて確かめてみると、左目だけが焦点が合っていません。左と右で見え方が違うので、全体として文字がぼやけているようなのです。

新聞を読み終えて、老眼鏡を外したところで気づきました。左のレンズがなくなっていて、フレームだけになっていたのでした。私の老眼鏡は安いプラスチックの「できあい」のやつなので、いつも鞄のポケットに放りこんでいます。移動中に、何らかのはずみでレンズが外れてしまっていたんですね。

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私は十年前くらいから老眼が始まりましたが、いまでも視力は若い頃と変わらず、両眼とも1.5です。つまり遠くのものはいまでも裸眼でよく見えるのに、近くの文字はぼやけて見えません。視力はいいのに老眼になる・遠くはよく見えるのに近くはよく見えない……という状態がなぜなのかよくわからなくて、ネットでいろいろな説明を読みましたが、いまひとつ腑に落ちません。

老眼と似た症状で「遠視」というものがありますが、私は老眼になる前は遠視でもなく、遠くも近くもよく見えていました(正視というそうです)。また老眼は水晶体の調節機能が衰える(ピント機能が衰える)ために起こり、近くも遠くも焦点をあわせるのに時間がかかるそうですが、私の場合、遠くはいままで通りすぐに焦点が合います。だからかなり遠くから人を発見して驚かれることがあります。

「視力はいいのに老眼」の理由について、腑に落ちる説明を見つけたらまたブログに書こうと思います。