インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

「煮豚の牛肉版」ローストビーフ

筋トレを始めて三年あまり、体格はそれなりに良くなってきた……と言いたいところですが、中高年男性特有の「ぽっこりお腹」はあまり変わっていません。これではいくら筋肉をつけても体格の「コントラスト」がつかないではないですか。残念すぎる。というわけでトレーナーさんに聞いてみました。

端的に言って、もう少しお腹を凹ますためには何をすべきですか?

トレーナーさんのお答えは、①体幹を鍛えて横隔膜を上に引き上げるような形に持っていく。②食事に気をつける。特に揚げ物などの油を控え、低カロリー高蛋白の食事にする。③有酸素運動で脂肪を燃焼させる。

う〜ん、①②③いずれもすでに取り組んで久しいのです。それでも「ぽっこり」がそれほど解消されないとしたら、これはもう「年相応」ということになるのでしょうか。分をわきまえよと。分不相応な若作りはおやめなさいと。

とはいえ、②の食事についてはもう少し取り組んでみる余地がありそうです。普段から間食はほとんどしませんし、糖質もかなり少なめ(減らしているというわけではなく、単に年をとってそんなに食べられなくなった)。蛋白質を多めに摂取するということでは、納豆や豆腐などを普段から多く摂っています。ヘルシーすぎるくらいヘルシーですが、最近ローストビーフをよく作るようになりました。

ローストビーフなんて超贅沢&脂質満載というイメージでしょうか。しかし私が作るのは赤身のもも肉でサシはおろかほとんど脂身がない、しかもスーパーでかなりお安く売られているオージービーフです。これを、よしながふみ氏のマンガ『きのう何食べた?』第9巻に出てくる作り方でローストビーフにするのです。

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いや、これ、ローストビーフというよりは、よしながふみ氏も言っているように「煮豚の牛肉版」です。これが非常に簡単で、かつ、ものすごくおいしいのです。ジムのトレーナーさんに紹介したら「これは、良質の蛋白質が手軽にかつたくさん摂れますね」と大絶賛してくれました。トレーナーさん宅でも定番のメニューになったそうです。

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ようするに「醤油0.9:酒1:水1+にんにくひとかけで、牛かたまり肉の側面を1分45秒ずつ煮て、煮汁ごと一晩寝かせておく」だけ。私はもう何回も作っていますが、失敗したことは一度もありません。マンガではサシの入った上等な和牛を使っているみたいですが、牛脂が苦手な中高年は赤身でじゅうぶん、かつこっちの方がおいしくいただけます。タリアータみたいにバルサミコ酢を煮詰めたソースと粉チーズ(お金がある方はパルミジャーノを削って)でサラダみたいにするのもおいしいです。

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