各駅停車で宜蘭へ向かう途中、弁当で有名な福隆で下車してみました。
もともとは駅のホームで売っていた駅弁らしいですけど、今は駅前に何軒もお弁当屋さんが並んでいて、それぞれの味を競っているらしいです。一番手前にあるお店で買い求めました。
観光シーズンでもない時期の、昼下がりの店内は、すこぶるけだるい雰囲気でした。こちらがお弁当の外箱。お店の中で食べるときは玉子スープ(すごく薄味!)が無料でついてきます。
中身はこんな感じ。ご飯の上に炒めたキャベツ、その上に色々な具が載っています。豚肉、腸詰め、押し豆腐、煮卵、さつま揚げ(のようなもの)、高菜などなど。見た目は地味ですけど、しみじみおいしいお弁当でした。
こういうお弁当、台湾のプラントで働いていたときは毎日のように食べていましたが、日本から出張してきた社員さん、それも特に若い方の中には「独特の香りが気になって食べられない」という方が時々いました。えええ、そうですか。私は大好きなんですけど「八角(スターアニス)」の香りが苦手、という方は意外に多いみたいですね。