インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

緑色のペグマン

このペグマンはなんだろうと思いました。ペグマンというのはGoogleマップストリートビューを使うときにドラッグしてぽとんと落とす、いつもは黄色いあの人形のことです。

ふだん人であふれていて騒がしい東京都心で働いているせいか、ひまなときにはGoogleマップでどこか遠い国の、それも人影がまったく見当たらないような原野や荒野を探して、ストリートビューを見るのが大好きです。フィンランド北部のラップランド地方とか、太平洋のど真ん中に浮かぶ島とか。はてしなく続く田舎の一本道をどこまでも進んでいくのなんか、いいですねえ。

きょうはスコットランドの北部、これまたきわめて人が少なそうなあたりをうっとりしながら眺めていたら、ペグマンが緑色に変化していることに気づきました。スコットランドのもう少し南の地方にくだると普通の黄色いペグマンになるのですが、あるところから緑色のペグマン、それも頭のあたりに赤いタータンチェックとおぼしき柄の帽子(?)をかぶったキャラクターに変わるのです。燕尾服みたいな尻尾もついています。

これはなぜだろうと思って「ペグマン 緑色」などで検索してみるも、それらしき情報は見つかりませんでした。それで英語でいろいろ検索してみたら「Google street view pegman green scotland」という検索ワードでこのページが見つかりました。“Three Hidden Google Maps Pegman Easter Eggs - Revealed(Googleマップのペグマンに3つの隠れキャラが見つかった)”という記事です。

www.sypo.uk

記事の最初に書かれていますが、3つの隠れキャラのうちのひとつが“Loch Ness”、つまりネス湖の周辺だけで登場するんだそうです。あの緑色の尻尾を持ったペグマンはネッシーだったんですね。

この記事には、ロンドンのバッキンガム宮殿周辺*1と、アメリカ・ネバダ州のエリア51(あのUFOの「聖地」です)周辺でも隠れキャラのペグマンが登場すると書かれています。ほかにも世界のどこかにまだまだ隠れキャラのペグマンがいるのかもしれません。

*1:エリザベス2世が亡くなったあとは、現れなくなったそうです。