インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

シウマイ弁当(鮭の塩焼き版)

お弁当の定番として名高い崎陽軒の「シウマイ弁当」で、おかずのひとつ「鮪の漬け焼」が「鮭の塩焼き」に変更されています。円安の影響に加えて、コロナ禍による物流の混乱などが重なり、原材料である鮪の必要数量を確保することが難しくなったのだと報じられていました。

8月17日から23日までの一週間限定だそうで、近所のコワーキングスペースで「限定のシウマイ弁当を食べる会」が催されていたので私も参加してきました。折り詰めを紐で結んである、横浜仕様です(東京で買うと透明なフィルムで包まれています)。



お味はまあ、いつものシウマイ弁当と変わらないのですが(あたりまえです)、個人的には「鮪の漬け焼」より「鮭の塩焼き」のほうがしっとり柔らかくていいかなと思ってしまいました。「鮪の漬け焼」もおいしいですけど、あれ、ちょっとパサパサしていません?

こんな話題で盛り上がることができるんですから平和といえば平和ですが、一部の報道では今回の仕様変更を「中国が多くの魚を買い付けてしまい、仕入れが減ってきている」というのと結びつけようとしているんじゃないかと思えるものもあって、ちょっと心穏やかならぬ雰囲気が漂います。ちょっと牽強付会が過ぎるんじゃないかなあ。

以前サンマの漁獲量が減って高値になっている原因のひとつを、十数年前の中国語圏でのヒット曲(周杰倫の『七里香』)に求めて心あるファンが怒り心頭に発する……というできごとがありましたが、あれを思い出しました。

qianchong.hatenablog.com