インタプリタかなくぎ流

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フィンランド語 97 …動作主分詞

新しい文法事項で「動作主分詞(どうさしゅぶんし)」というのが出てきました。「行為者分詞」あるいは「MA分詞」とも言うそうです。この分詞を使うと「〜が〜する〜」とか「〜が〜した〜」といった文を作ることができます。たとえば……

Minä söin ruokaa tänä aamuna.
私は今朝料理を食べました。

という文で「料理」を「母が作った料理」にしてみます。「母」が動作主というわけですね。

Minä söin äidin tekemää ruokaa tänä aamuna.
私は今朝母が作った料理を食べました。

この文を作るためには、まず動詞を三人称単数の形、つまり“〜vAt”の形にします。その上で“vAt”を取って“mA”をつけます。これが動作主分詞ですが、さらに目的語の格にしたがって格変化します。上の文では目的語の“ruoka(料理)”が“ruokaa”と分格になっているので、動作主分詞の“tekemä”も分格の“tekemää”になっています。なるほど、これはよく使いそう。さっそく作文で試してみたいと思います。

Minä tykkään Tove Janssonin piirtämästä Muumipeikosta.
私はトーベ・ヤンソンが描いたムーミントロールが好きです。

ここにでてくる“piirtämästä”はなんだか第三不定詞出格の“mAstA”に見えますけど、そうではなくて動作主分詞なんですね。動詞“tykätä”が出格を取るので“Muumipeikko”が出格になり、それに合わせて“piirtämä”も出格になっているだけだと。先生からはこれを混同しないようにと注意がありました。

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Minä ostin Tove Janssonin kirjoittaman Muumipeikon kirjan.